最近は音声を使ってスマートフォンをコントールする事がすごく便利になりました。例えばiPhoneの”Siri”ですが、昔はホームボタンを長押しして”Siri”を呼び出さなければ”Siri”を呼び出す事ができませんでしたが、今の”Siri”は”Hey Siri”とiPhoneに呼びかけるだけでスリープ状態(待ち受け状態)であっても”Siri”が”ご用は何ですか？”と用件を聞いて来てくれますし、iPhoneに標準で入っているアプリケーション”マップ”であれば○○へ行きたいとSiriに言うと”マップ”を使ってルート探索をして道案内をしてくれますし、音楽の再生中であってもSiriに曲のスキップや再生/停止、そして曲の検索もできますし、TwitterやFacebookへの投稿もできたりとかなり使える様になって来たのは確かです。
ですが”Siri”にしても”OK Google”にしても最初に”Hey Siri”と呼び出す手間が必要で操作を完了するまでの時間が長く素早く簡潔に操作を終えると言うのには無縁ですし、決まった操作しかできずカスタマイズする事とも無縁ですから、これがやれればいいのな？と言う事が現状ではできませんし、風邪を引いて声が変わっていたりすると”Hey Siri”と呼んでも反応すらしてくれません。
そんなまだまだ使い勝手の良くない音声認識にかわってハンズフリーで便利にスマートフォンを操作できるデバイスがこの「Bixi」です。
この「Bixi」は赤外線を使ったモーショントラッキングセンサーを搭載しており、xboxのコントローラーであるKinectの様に手を振ったり動かすだけでスマートフォンを操作する事ができる便利なデバイスなのです。ですから例えば、料理レシピサイトでレシピを見ながら料理をしていたとします。そうすると食材を触った手でスマートフォンやタブレットを触るとスマートフォンやタブレットが汚れるのもありますが、トイレよりも汚れていると言われているスマートフォンやタブレットのディスプレイを触って汚れた手で食材を触るのも躊躇されますが、この「Bixi」に上で手を左右に振るだけでスクロールしてくれますから、スマートフォンやタブレットが汚れる事も、食材に雑菌がつく事もなくもちろん「Bixi」が汚れる事もありません。しかも「Bixi」のセンサーレンズは「Bixi」から25cmで「Bixi」の真上を中心として35度以内の範囲内であればジェスチャーをしっかりと認識してくれますから、かなりアバウトに手を動かしたとしても「Bixi」の上でさえあれば認識してますから、昔の様にセンサーに合わせてジェスチャーを覚えるなんて事はしなくても大丈夫です。
また「Bixi」にはBluetoothを搭載したGoProやBOSEのSoundtouchスピーカー、フィリップスのLIFX LED照明などコントロールできる機器が予め登録されていますからスマートフォン以外にも色々な電化製品やIT機器に接続して使用する事ができる様になっており、例えば照明であれば「Bixi」の上に手をかざして上下するだけで照明を明るくしたり暗くしたり、ダブルタップと言って指でマウスをダブルクリックする様に手を2回上下に振るだけで照明のON/OFFができる様になっている他、スマートフォンにインストールしてあるYouTubeアプリやSpotifyアプリなども操作できる様になっています。
またジェスチャーはタップ、ダブルタップ、手の上下、左右への移動、手首を固定して指先だけを揃えて上げたり下げたり、手首を時計回り、反時計回りに捻ると言った動作を見分けて、その動作に自分自身でスマートフォンにインストールした設定用のアプリケーションを使って操作を割り当てると言う事ができる様になっている他、1度に2つのデバイス、アプリケーションを登録しておいてシングルタップで2つのアプリケーションやデバイスを切り替えて操作できる様になっています。
またその他にもIFTTTサービスにも対応していますからIFTTTに対応した玄関錠などを自宅に設置していればそう言うものも「Bixi」で操作する事ができますから、操作できるデバイスは無限大で、そのウチに家中の電動シャッターや照明がIFTTTに接続できる様なものに交換すればリビングに座りながらテーブルの上に置いた「Bixi」の上に手をかざすだけで何でもできてしまう様になりますよ。そんな「Bixi」についてもっとご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1860920533/bixi-control-any-smart-device-by-simply-waving-you
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