マルチツールって1つの道具が変形して様々な用途に使えますからとても素敵ですが、こと私達が使っている電動工具や工作機械となるとそう言った多彩な機能を持った道具と言うのはなかなかなく、特にホビーで使うものは自宅に広い作業スペースがあれば別ですが、そんに広い作業スペースを持った方も希でしょうから1台で何役もこなすマルチ工作機械があれば設置スペースも取らず色々な作業をこなす事が可能になり、DIYでの工作の範囲も広がると言うものです。
そう言う夢の様な多彩な作業をこなすロボットアームがこの「Dobot M1」です。
では具体的にどう言う作業ができるのか?まず「Dobot M1」に用意されているヘッドツールを見て行きますと
・3Dプリントヘッド(FDM方式)
・レーザー彫刻用ヘッド
・グリッパーヘッド(UFOキャッチャーの様なモノを掴む事ができるアームです)
・サクション・カップヘッド(エアーを使ってモノを吸い付けて持ち上げる吸盤の様なものです)
・追加軸ヘッド(このロボットアームはXYZ方向へ移動しますがヘッドは真下を向いたまま動きませんが、このヘッドを使う事でヘッドの角度を変える事ができます)
と言ったヘッドが1ヘッドあたり$80で用意されていますのでこれだけを見ても3Dプリントからレーザー彫刻、そしてヘッドにリューターを取り付ければCNC加工までできますし、追加軸ヘッドとリューターを組み合わせれば複雑な何層に重なる様に彫られた”欄間”まで彫る事が可能です。
そしてアームの可動域は半径400mmの範囲で高さ250mmまで広範囲に動く事ができますから1辺25cmもある様な巨大なサイコロの様なものでもこの「Dobot M1」は分割する事なく作り上げます。
またその他にも$600出せば、カメラで位置補正ができるハンダ付けのヘッドまで用意されていますから、サクションカップと合わせて自動で部品をマウントして自動でハンダを行うマシンを自宅に完備するのも夢ではありません。
その他にも家庭では必要性はありませんが、移動用のプラットフォームなんてのも用意されています。
ですがこれを実際に使いこなせるのか?と言う事ですが、実はこの「Dobot M1」にはC/C++,C#,Python,Matlab…etcと言った私達が使うプログラミング言語やツール用のAPIやSDKが既に用意されているだけではなく、Dobotプロトコルも使用できる様になっており”DobotStudio”ソフトウェアを使えますからプログラミングをした事がない方でも簡単にロボットアームを制御する事ができますし、それも使えない方でもタブレットやスマートフォン向けの「Dobot M1」用のアプリケーションが提供され手動やGoogle Blocklyの様なビジュアルプログラミングツールを使ってロボットーアームをコントロールできる他に3Dマウスの”SpaceNavigator”なども使用できる様になっています。それに加え、この「Dobot M1」にはフィードバック機能が付加されており、ロボットアームを持って動きを教えると言う”ティーチング機能”を使ったプログラミングも使用できる様になっていますから、作業に使用する以外にもロボットアームを勉強すると言う事にも使用できます。
どちらにしても3Dプリンターにレーザー彫刻機、CNC加工機まで買うと設置スペースもさる事ながら価格も精度やヘッドの可動範囲によっても価格は変わって来ますが、ヘッドが追加$80で買えて色々と使える上に既に開発環境や制御用のソフトウェア環境は揃っていますので、気になる方は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/dobot/dobot-m1-pro-robotic-arm-for-makers-and-businesses
また英語が苦手だったり、直接投資するには不安がある。輸送トラブルや届いた商品が破損していたり動かないんだけど、どうしたらいいのだろ?
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