今年こそは3Dプリンターを買ってやるぞ!!と思っておられる方はちょっと待って下さい!!
3Dプリンターは3D造形物を作る以外の用途は使用できずトライしてみたければやっぱり3DCADソフトを使っての設計は私にはムリとなった時に買った3Dプリンターはどうなるでしょうか?ただの飾りとなり破棄するまでは高価な場所を取るオブジェとしてデスクの上を占領し続けます。ただ最近は3D-CADソフトを使用して設計図を描かなくてもネットからフリーのSTLファイルをダウンロードして来て造形する事もできますし、PCを持っていなくてもスマートフォンやタブレットに3DプリントアプリをダウンロードしてBluetoothやWiFiで3Dプリンターと接続して3D造形できるものもありますから、完全オリジナルなものは作れませんが少なくとも造形する事はできます。
ですが、やはり他人が作ったデータを利用して造形するだけなんて楽しくありませんし、他に使い道があれば他に何かやってみようかな?と言う気になるのが、このロボットアームを3Dプリンターにしてしまうと言う発想です。
このロボットアーム「uArm Swift」は4軸のロボットアームになり、アームを伸ばせば最大半径320mmまで伸ばす事ができますので、3Dプリンターヘッドの”3D Printing Kit”(「uArm Swift Pro」のオプションとして用意されています)と組み合わせる事で概ね190mm四方の造形が可能な3Dプリンターに変身します。そしてヘッドをレーザーモジュールである”Laser Kit”(こちらも「uArm Swift Pro」のオプションとして用意されています)に交換する事でレーザー彫刻機に変身させる事ができますので、この時点で2種類の使い方ができます。ただ「uArm Swift Pro」の分解能力は0.2mmですので、3Dプリンターとしてはあまり精度が高いと言うものではありませんが、フィギュア等の精度を要求される様な緻密な造形をするのではなく、例えば子供のおままごとのキッチンセット(コップやお皿と言った食器類から調理道具まで)やミニ4駆のボディーを造形する程度なら全く問題ありません。
※この「uArm Swift」には「uArm Swift」と「uArm Swift Pro」の2種類があり、違いは「uArm Swift」の分解能力が5mmなのに対して「uArm Swift Pro」は0.2mmと分解能力が違うだけで他の性能や付属しているヘッドユニット等は同じです。
そしてヘッドユニットとしてサクションカップ(先に吸盤がついており、モノを吸い付けて移動させる為のツールで予め付属しています)の他にオプションとしてグリッパー(カニのハサミの様なものでモノを2本の指で挟んで移動させたりする為のツール)やユニバーサルホルダー(様々な道具を固定するための土台)と言ったものが用意されています。
次にロボットアーム「uArm Swift」の制御ですがこれについては全くPCはおろかタブレットが操作できない方からPCでプログラミングができる方まで様々な方法で操作する事ができる環境が整っておりまず、「uArm Swift」には制御用のCPUとして”Arduino MEGA 2560″が使用されていますので、当然の事ながらArduinoIDEでのプログラミングができる他に、Googeが開発した”Blockly”でのコーディングも可能となっており、プログラムで制御する事ができる様になっています。
その他には”Teach&Play”と言ってロボットアームの先を持って動作を学習させると言うモードがあり、このモードならプログラミングがわからなくてもロボットアームを動かす事ができますし、例えば「uArm Swift」にお習字をさせたり絵を描かせたりする程度であればロボットアームの先に筆やペンを持たせてアームの動きを学習させてやれば、動かしたその通りの動きを記録し何度も再生する事ができますから、来年の年賀状は筆ペンを持たせて手書きの年賀状を演出する等してみるのも楽しいかもしれませんよ。
またその他にもスマートフォンやタブレットとBluetoothで接続して専用の操作用のアプリケーションをインストールする事でスマートフォンやタブレットをゲームコントローラーの様なものに見立ててロボットアームを動かす事ができる”Control”モードや
”Leap motion Sensor”と言って赤外線を照射する事で手の動きを検出する事ができるガジェットを使ってロボットアームを動かす”Leap motion”と言うモードもアプリケーションには搭載されており、見た目はコックピットに座ってロボットのアームを実際に操作している様な事を実現する事ができるモードも用意されています。
その他にもこの「uArm Swift」は制御用にArduinoボードを使用しているのは説明しましたが、その特性を生かしてSeeeduino用のGroveシステム(半田付け不要でカプラーオンで使用する事のできるセンサーユニット)も接続して使用する事ができる様になっていますので、センサーを利用したロボットアームの制御と言った事もできる様になっていますので、詳細については下記URLをご覧ください
https://igg.me/at/uarmswift/x/7929074
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