今回は一眼レフカメラ用のフィルターとしてC-PLフィルター(円偏光フィルター)とGNDフィルター(グラデーションフィルター)のセット「Dark CPL & X4 GND」をご紹介します。
さて、これらフィルターについてご存じない方の為にその機能を説明しますと、PLフィルター(偏光フィルター)は被写体に当たって反射する光の量を防ぎますので、よりその被写体を鮮明に浮かび上がらせて、より鮮やかにするフィルターで、よく使われるのが水辺での撮影です。例えば水中の中の魚の姿を見る時にそのまま肉眼で見るよりもサングラスをした方が、水面に反射する太陽の光が抑えられてより水の中の魚の姿を鮮明に見る事ができますが、それと同じ様な事がPLフィルターでは可能で、C-PLフィルターはフィルターそのものが360度回転し、その角度によってフィルターのかかり方が変わるフィルターです。
次にNDフィルターは光量をコントロールするフィルターで、ND2と書かれていれば入って来る光の量を1/2に、ND4なら1/4にします。ですが、光量が減ればシャッタースピードが遅くなるだけで意味ないのでは?と思うかもしれませんが、青空のもと、ちょっとシャッターを開放気味にして撮影したい写真ってありますよね。例えば滝壺を流れ落ちる水の流れをそのまま撮影したいと言った場合、単純にシャッタースピードを遅くしたのでは露出オーバーで白飛びした写真になってしまいますので、そう言う明るい場所でシャッターを長時間開けたいと言った時に使うのがNDフィルターです。
ですが、PLフィルターやNDフィルターって既にたくさんの製品があるのに何故って思うかもしれませんが、この2つのフィルターって意外と一緒に使用する事が多いのです。例えば、夕焼けに照らされた風景を撮影するだとか、キラキラと太陽に照らし出される湖面の風景だとか、ちょっとシャッタースピードを遅くして雲が流れる様な感じを出したり、湖面の波が揺れる様な状態を再現したい場合、周囲が明るすぎますからまずNDフィルターで光量を抑えなければいけませんし、それにプラスして偏光フィルターで写真に味を出したい場合、普通ならPLフィルターの上にNDフィルターを重ね付けするのですが、そうするとフィルターの枠厚が増えて広角レンズを使っていると特に”ケラレ”と言って写真の端に黒い影が映り込んでしまいせっかくの写真を台無しにしてしまいますし、フィルターを何枚も重ね付けするとガラスが多層に重なってフィルターが光りを反射してフレアやゴーストを発生させたりします。
ですのでこの「Dark CPL & X4 GND」はそう言った”ケラレ”、フレア、ゴーストと言ったものの発生を避けるためにフィルターを取り付ける為の専用ホルダーと、長方形のフィルターを用意しました。ですから、この「Dark CPL & X4 GND」を使用すればそう言ったゴミが写真に入る事はありませんし、またレンズにリングアダプタを取り付けておけばホルダーはワンタッチで取付、取り外しが可能になっており使い勝手もバツグンです。
更にNDフィルターに至ってはG-NDフィルターと言って単色ではなくグラデーションされていますので、フィルターの向きによって例えば風景を撮影する時に風景全部にフィルターをかけるのではなく、空だけNDフィルターをかけたい、水面だけにNDフィルターをかけたいと言った事がこのGNDフィルターでは行う事ができますし、また長方形のフィルターで場所によってグラデーションの濃さが変わって来ますので、移動させてレンズに被せる位置によっても撮影した写真と言うのは変わって来ます。
またNDフィルターにはその他にも1~10stopと15stopの2種類のNDフィルターが用意されており、こちらの前者の1~10stopは霧の効果をより強調したり、滝や渓流、海岸での長時間露光撮影に向いていますし、15 stopのNDフィルターは更に晴天の日中であっても5分程度の長時間露光が可能なため、筋状の雲の動きを撮影したり、渓流であっても動きのない水を再現する様な撮影ができます。
なお、具体的にこのフィルターを使えばどの様な写真が撮影できるのか?その詳細については下記URLにてご確認下さい
https://www.kickstarter.com/projects/breakthrough/dark-cpl-and-x4-gnd
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