約1年前に発表されつつも、その姿のみならず情報まで公式サイトからもほぼ消滅しかかっているワイヤレス充電マットAirPowerの利点は、充電マットのどこに置いてもiPhoneやAppleWatch、そしてワイヤレス充電に対応すると言っていたAirPodsを同時に充電できる事です。
ただ複数のデバイスを同時に充電できる既に市販されている充電パットを使っていて思う事は、置く場所を指定されていてもそんなに不便を感じる事はないと言う事です。
と言いますのもたいていの方はきちんと方向を揃えて充電パットに置くと思いますし、置く場所を決められていた方がそこに置けば確実に充電されるんだと言う安心感もあります。
ただ複数のデバイスを同時に充電できる充電パットは横に細長く、オフィスや出先で充電する為に持ち歩くと言う点においてはAirPowerもそうですが、ちょっと不便です。
そこで今回は、ワイヤレス充電性能だけでなく、ポータビリティー性にも拘ったQiワイヤレス充電パット「Unravel」をご紹介致します。
ではこの「Unravel」の充電スペックから見て行きます。
まず同時に充電可能なデバイスの数は3台で、3台同時に最大10Wで急速充電する事ができますので、複数ワイヤレス充電に対応したiPhone 8/ X/ Xs/ Xs Max/ XRやAndroidスマートフォンを持っておられる方はどのデバイスもMAXのスピードで充電できると言う事になります。
その為にこの「Unravel」には3台のデバイスを同時に10Wで充電する為にUSB-C PDに対応した最大60W出力の電源が必要となり、オプションで60W電源が用意されていますが、15インチ MacBook Proの電源を流用する事もできますし、サードパーティー製の電源を持っておられる方はそれを利用する事も可能です。
また電源アダプタがなくてもUSB-Cコネクタを採用したMacBook Proを持っていればMacBook Proを電源として使用する事も可能です。
ただワイヤレス充電は充電効率が悪く非常に多くの電力を無駄に熱に変えて消費しますので、MacBook Proからの充電は、AppleWatchのバッテリーがなくなり、磁気充電アダプタを持っていない等、非常時だけにしておいた方が良いでしょう。
そしてこの「Unravel」の特徴として3台同時に急速充電できる以外にパタパタとコンパクトに3つ折りにして携帯できると言う事です。
伸ばしたままの充電パットのままだと入れるバッグも選ばなければいけませんが、コンパクトにまとまる事で小さなバッグに入れて持ち歩く事ができます。
更にコンパクトにパタパタと閉じる事ができるメリットは嵩張らないだけではありません。三角形にして立てる事で充電しながら動画鑑賞をしたり、ニュースを読んだり、ビデオチャットをしたりと言う事もできます。
そしてオプションとして「Unravel」を”コ”の字型にして被せる様にして使う容量20,000mAhのモバイルバッテリーも用意されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/ampere/unravel-wireless-charging-station-travel-charger
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