今のスマートフォンはQiワイヤレス充電に対応したものが多く、置くだけで充電する事ができますのでとても便利なのですが、Qiワイヤレス充電がメジャーになる前に流行していたのがマグネットコネクタです。
MacBookを使っておられた方であればMagSafeと言うマグネット式の電源ケーブルを使っていましたのであまり斬新さはなかったかもしれませんが、磁力で引き合って接続するこのマグネットコネクタはコネクタを抜かなくて良い=コネクタを変な抜き方をする事で損傷させないと言うメリットがあるだけでなく、すぐにコネクタを外す事ができる事と、スマートフォンを充電中のケーブルを誤って足で引っ掛けた時にスマートフォンが飛んで行かないと言うメリットも合わせ持っていました。
そんなマグネットコネクタの最新版「VOLTA Magnetic Adapter 2.0」を今回はご紹介致します。
ケーブル分離のコネクタ部分オンリー
まずこの「VOLTA Magnetic Adapter 2.0」はマグネットコネクタにしては珍しくコネクタ部分オンリーとなっています。
一般的にはケーブル付きのコネクタと、先端チップ(Lightning, microUSB, USB-C)がセットになって販売されているのですが、このケーブル付きのコネクタの場合、ケーブルがアウトになるとまた新しいマグネットケーブルのセットを購入しなければいけません。
一方、この「VOLTA Magnetic Adapter 2.0」はその1番故障と言うか断線の多いケーブル部分を別にし、ケーブルが断線した時に交換できる様にした事で、長く使い続ける事ができる様に考えられています。
USB-Cケーブルで5Aで急速充電
さて、この「VOLTA Magnetic Adapter 2.0」の特徴としてスマートフォンを可能な限り急速充電する事のできる性能を持っていると言う事が挙げられるのですが、その中でも最近注目の25W(5V/5A)充電する事が可能な”DASH CHARGE”や”HUAWEI SUPERCHARGE”と言う充電規格に対応している事が挙げられます。
もちろん今現在はOnePlusやHUAWEIと言う中国のメーカーが作った最新のスマートフォンにしか搭載されていない急速充電規格ですが、それにいち早く対応しています。
またLightningコネクタを取付けiPhoneを充電すればもちろん18Wで急速充電可能です。
QC2.0, QC3.0, FastChargeでも急速充電
一方この「VOLTA Magnetic Adapter 2.0」にはUSB-CアダプタとmicroUSBアダプタの2種類が用意されており、microUSB対応のアダプタにmicroUSBケーブルを接続して充電する事で、電源アダプタの出力電流に左右される部分はあありますが、電源アダプタがQC2.0やQC3.0に対応していればAndroid端末を最速18Wで急速充電できる他、iPhoneも18Wで急速充電する事が可能です。
ケーブルタイプもラインアップ
さて「VOLTA Magnetic Adapter 2.0」はコネクタ型のマグネットケーブルでしたが、「VOLTA Magnetic Adapter 2.0」にはこの他に既に市販化しているL型ケーブル”Right Angled cable”や”Volta 2.0”ケーブルも一緒にオーダーする事も可能です。
前者のL型ケーブルの最大電流は3Aで、後者のストレートケーブルVolta2.0は最大で5Aの電流を流す事が可能です。
ここで重要なのが「VOLTA Magnetic Adapter 2.0」はケーブルが別だと言う事です。
このケーブルが例えば1Aしか流せないケーブルですと最大電流で充電する事はもちろんできませんし、電圧も5Vしか流せないケーブルではQC2.0やQC3.0では充電できないと言う事になりますので、USB-CケーブルはUSB-C PDに対応しているのか?microUSBはQC2.0やQC3.0に対応しているのかよく見極める必要がありますのでご注意下さい。
なおこの他にもUSB-C PDに対応した18Wや30WのAC電源、車載用の電源アダプタなどオプションが多数揃えられていますので、詳細と共に詳しくは下記URLをご覧ください。
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