靴の中でもスニーカー等は1年中履けると言えば履けますが、夏は汗をかくと蒸し暑くまた冬は地面の冷たさや冷気の冷たさが伝わり足が悴み、決して快適とは言えません。
夏に合わせてメッシュ生地の通気性の良いスニーカーを選ぶと冬の寒い風はメッシュ生地を通って足を凍えさせますし、逆に保温性の高いスニーカーは夏は空気を通さないので蒸れて暑いだけでなく、脱いだ時に既に様々な臭いを発生させる雑菌が繁殖して強烈な匂いを足から放ちます。
ですから本当は夏と冬とでは靴は履き分けた方がベターなのですが、フォーマルとビジネスとカジュアルで靴は履き替えても、1年中同じ靴を履いている様な方は靴を買ってあげても靴を履き替えると言う様な事はしません。
そこで今回は、夏涼しく、そして冬暖かいと言う相反する性質を持ち合わせたオールシーズンシューズ「V-Tex」をご紹介致します。
4層構造生地の秘密
この「V-Tex」には4つの性質の違う4層構造の生地が使われているのですが、この4層生地そのものが夏涼しく、冬暖かいと言う相反する性質を実現しています。
まず最内層には吸湿・放湿性を持ったメリノウールの様な性質を持った生地が配置され、その外側にも吸湿・放湿性の高いエラストマーシートが挟まれこの2層の生地で足から出る汗を吸収し、そして外へと放出する役割を果たしています。
そしてその外側3層目には水分子は通さないけれどもそれよりも分子構造の小さい湿気は通すシートが配置され、最も外側には通気性のニット生地が配置されています。
これにより水を通さず防水性を有しながら、靴の中の湿気は通すと言う4層構造の生地となっています。
ではこれで何故、夏涼しく冬に暖かいと言えるのでしょうか?それにはエラストーマシートと最も内側のシート生地がポイントで、真夏でも湿度が低いと我々も暑く感じないのと同じで、この「V-Tex」では足から放出される汗を効率良く放湿する事で靴の中がヒートアップするのを防ぎます。
また冬は外側から2層目の防水性能を持ったシートが風を防ぐ事である寒さを防ぐほか、エラストーマシートが吸湿・放湿性能以外にある程度熱を保持する性質を持っていますので冬でも暖かなのです。
特許取得のクラウドインソール
そしてこの「V-Tex」の拘りは、季節に合わせた温度調整・湿度調整だけでなく履き心地にもあります。
特許も取得したクラウドインソールは地面から受ける衝撃や足裏にかかる体重を分散して長時間歩いても、長時間立っていても疲れない足になっているだけでなく、雑菌の繁殖を抑える加工が施されており、吸湿・放湿性能のある生地と合わせて臭いの元となるバクテリアや細菌の繁殖を抑えますので、真夏に1日履いて歩き回ったとしても臭わないシューズになっています。
水の中を歩いても大丈夫
またこの「V-Tex」の防水性は雨が降っても水が靴の中へ染み込まない程度のものではなく、靴を水の中に沈め(さすがに靴が完全に水没すると足首の隙間から水が入り込みますが)長時間歩いても染み込む事がない性質を持っていますので、大雨や大雪が降った日でも安心して出かけられます。
またサイズは22.5cm〜30cmまで用意されており、色も8種類+デザインのちょっと違うニンジャ・シルバーと言うバージョンもラインナップされていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細やサイズ、そして靴の色等はお確かめ下さい。
この記事へのコメントはありません。