レールコースターと言うのはジェットコースターの様なコースに金属製のボールを走らせて見て楽しむと言う玩具で、自分でコース設計ができる様なタイプのものは知育玩具のジャンルに入る、とても頭を使うおもちゃになります。
と言いますのはコースを自分で設計すると言う事は、まずはレールが全て繋がる様にレールを繋げて行かなくてはいけません。またループしたり交差したりするのであれば、コースがぶつからない様に、また金属製のボールが加速し過ぎてレールから脱線しない様にと言う配慮・計算も必要になって来ます。
更にループコースにする様な場合はコースを一筆書きに繋がなければならない様なものなので空間認識能力も問われたりもしますので、知育玩具としてはかなり上級者向きとも言えるレールコースター「MagnetCubes」を今回はご紹介致します。
土台はマグネットブロック
こう言うレールコースターの場合、ベースの台の上にポールを立て、そのポールにコースを固定して行くと言う方式が多いのでコースは1通りか変更できて2〜3通りあれば良い方で、自由に設計できるものはプラレールくらいしかありませんが、プラレールはご存じの様に電車を走らせる玩具です。
ところでレールコースターの自由設計が思う様にできない1つの理由が立体、3Dだからです。ある空間にこのレールを設置しようと思えばそれに適合したポールを立てなければいけませんが、パーツにも限界がありますからパーツの種類や数によって制約が出て来ます。
一方この「MagnetCubes」はと言うと、磁力で吸着するキューブ型のフレームを並べ積み上げて立体空間を作り、その中にレールを置いて行く、通して行く様になっていますので、設計の自由度はかなり高いと言えますし、パーツ1つ1つもこのキューブ型のフレーム磁石のある辺とある辺、2ヶ所を繋ぐ様な設計になっていますので、コース繋がらなかったり、コースが切れたりと言う心配もありません。
またコース設計は難しそうですが案外簡単で、小学校低学年のお子さんであれば1人でもコースは作る事ができます。
コースの組み替えが容易
そしてこの「MagnetCubes」はベースが簡単に脱着できるマグネットキューブな上にコースを構成するパーツはお互いのパーツが繋がっているのではなくキューブベース単位で並んでいるだけなので、キューブベースを取り除けばコースも一緒に抜く事ができます。
つまりこの「MagnetCubes」は作ったコースに飽きてコースを作り変えたい様な場合に、お気に入りのコース、出来の良かったコースはその部分をキューブベースごと残し、移動させ、組み込んでまた新しいコースを設計する事ができ、一度全てを崩してから再度組み立てる訳ではないので、コースを設計途中にやっぱりこう変えようと思う様な場合にすぐに実行できるのがこの「MagnetCubes」のメリットでもあります。
小さなコースに分割して収納
そしてこの「MagnetCubes」はコース同士は接続はされておらずキューブベースを並べる事でコースとコースは繋がる仕組みになっています。
ですからいくつかの塊でキューブベースを分けていけば小さな単位で積んで収納する事ができますので、大きなコースをそのまま出しっぱなしにできない様なご家庭でも、全てを崩さないで収納する事ができます。
またキューブベース単位の組み合わせは、例えばスマートフォンで写真を撮っておけば、横何段、縦何段、奥行き何段で、このキューブにはこのパーツ、こちらのキューブにはこのパーツと、場所を確認してパーツを素早く並べてコースを復元する事も容易ですので、全て崩してしまっても大丈夫です。
と言う様に一度作った最高傑作のコースも簡単に復元する事ができるこの「MagnetCubes」は含まれるパーツの種類や量によって数種類のバリエーションが用意されていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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