グラフェンと言う素材は炭素から作られて人口合成物で、その強度はダイヤモンドよりも高く、熱伝導や電気伝導性に富み、今では衣類に組み込むヒーターや、スピーカーの振動材、そして衣類など身近な所で幅広い製品に利用されています。
そこで今回は、そのグラフェンを繊維に取込み、ポロシャツに仕上げた「The Polo-X」をご紹介致します。
アイロンがけの必要がない
グラフェンと言う素材は非常に良く出来た素材で炭素原子の結合を人工的に作り出した素材で、熱伝導や導通性が良いのは冒頭で紹介しましたが、その他にも様々な特性を持っているのですがその1つに形状記憶合金の様に形状を保つと言う性質を持っています。
ですからこの「The Polo-X」においてはアイロンがけと言うものが一切不要で、洗って干した状態で5分も経過すればシワは取れていますし、襟などもカラーを入れなくても立っていますので着心地もよくいつも綺麗に着こなす事ができます。
これが普通のポロシャツですとどうしても経年劣化で襟が寄れて来て、フォーマルな場所へ上着を着ていたとしても着用して出席するのは躊躇する様な状態になっていますが、この「The Polo-X」はそう言った事がない上に糸が解れたり、糸が毛羽立って来たりと言う事が一切ないので、いつまでも新品の様な状態を維持できるのが特徴です。
臭わない
またグラフェンは元は炭素ですので炭と同じ様に消臭・殺菌効果を持っています。
これは炭素が臭いの元となるバクテリアの繁殖を抑える効果があるからで、夏場に汗をかいて暫く放置すると雑巾が腐敗した様な悪臭が着用している衣服から漂って来たりして周囲の人がどう感じているのかなんて事が気になったりしますがこの「The Polo-X」を着用していればそう言った心配はする必要がありませんし、汗をかかない季節であれば毎日着用しても基本的には洗濯する必要はありませんので、同じ服を何日も着用する事に抵抗がない方であれば何日でも着ていられます。
夏涼しく、冬暖かい
そしてグラフェンは熱伝導性が良いと言うのは前述しましたが、その性質がある事で夏は「The Polo-X」が体温を吸収して体外に上手に放熱してくれる他(体温よりも外気温が高いとその効果は落ちてしまいますが)、給水・撥水性にも優れていますのでスポーツをした後なども汗を吸収してすぐに外気へと放出してくれますので、「The Polo-X」がベタつく事なくサラッと着る事ができる他、濡れた衣服を着続けて風邪を引いたりと言う心配をせずに済みます。
また体温よりも外気温が低い場合はグラフェンが体温を吸収し、そして放熱する事で服の中を温かく保つと言う効果を持っていますので、空調が効いて寒いと感じる様な場合でもこの「The Polo-X」を着ていれば空調の寒さで困ると言う様な事はありませんし、寒暖差の大きい春や秋の朝晩の様な気候の時もうまく調整してくれますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/ikigaiventures/the-polo-x-by-graphene-x
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