Newガジェット

デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラを首や肩にかけた時の快適性を向上させる「SPINN CP.02」

デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラにストラップをつける際に、みなさん普通に何の疑いもなくカメラに両サイドに設けられたストラップホルダーにストラップの紐を通して使っておられると思いますが、実際にカメラを首や肩にかけて持ち歩く際に微妙じゃないですか?
ここで言う微妙って言うのは、例えばショートレンズであればカメラの後面(モニター側)が身体に密着する様な状態で引っ掛けられますが、望遠レンズとなるとレンズの重さでカメラ全体が斜め下を向きます。

そして斜め下では移動し辛いと思いレンズを真下に向けて引っ掛けても、歩く振動でカメラが跳ねていつの真にかレンズが斜め下を向く様になっており、こうなって来るとレンズを壁や塀、モノなどに当てる事も出て来てこれはこれでレンズを傷つける事にもなりかねませんので危険です。

そこで今回は、そう言った掛け辛さを解消するストラップアダプタ「SPINN CP.02」をご紹介致します。


ストラップを底につけるアダプタ


今回紹介するストラップアダプタ「SPINN CP.02」は、通常はカメラのサイドに取り付けるストラップを底部に持って来ます。
ではストラップを底部に持って来るとどう言う変化が起こるのかと言いますと、この「SPINN CP.02」では底部に持って来るだけでなく左右のストラップを左右に離した状態でモニター側に平行に出る様になっています。

つまりこの「SPINN CP.02」をカメラに取付け、首や肩にストラップをかけると重心は完全に「SPINN CP.02」とストラップの接合点に移動しますので、「SPINN CP.02」が身体に密着する感じ、カメラの底部が身体に密着する感じにカメラを持つ事になります。
つまりカメラのレンズが重くても軽くても、ショートレンズでもロングレンズでも必ずレンズが下を向いた状態でかける事になりますのでレンズを周囲のモノにぶつけて傷つけたり壊したりと言う可能性が低くなります。

またレンズが重くなればなるほどカメラの重心はレンズ側へと移って行きますので、カメラをぶら下げた状態で歩くとカメラが身体の揺れに合わせて振り子の様に揺れて身体に当たってバウンドする様になり、カメラをかけている本人も痛いのですが、ひょっとすると身体に当たってバウンドした時に斜め下を向いているレンズが何かモノに当たってしまうかもしれません。

ですがこの「SPINN CP.02」を使う事でカメラの重心はストラップと「SPINN CP.02」の接合前にある事は変わらず、歩く振動でカメラはバウンドするのはしますがそう身体から離れる事はなくバウンドするので、カメラのストラップホルダーを使うよりはずっと安全にカメラを持ち歩く事ができます。

またこの「SPINN CP.02」は、CanonやNikon、Sony等のカメラに取り付けた際にバッテリホルダーの蓋に「SPINN CP.02」のアームがかからない様に配慮され設計されていますので、ほとんどのデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラでバッテリー交換の際に「SPINN CP.02」が邪魔になってバッテリーの蓋が開かなくて交換が面倒と言う事はありませんし、記事最後に記載されているURLの紹介ページに使用しても大丈夫なカメラの一覧が掲載されていますので、ご自身のカメラで利用できるかはそちらでご確認ください。


撮影時に邪魔にならない


またストラップを底部に持って来る事で撮影が非常にし易くなります。
ストラップが左右にストラップホルダーに取り付けてあるとシャッターを切る右手側は必ずストラップが掌の中に入って来ますので、その感触が嫌な方はわざわざカメラとストラップの間に手を差し込んでからカメラを構えないといけない上に縦向き撮影すると必ずストラップがファインダを邪魔したり顔に当たったりして撮影の邪魔になります。

ですがストラップが底部にあると横に持つ時はもちろん縦に持ってもストラップは端に逃げているのでほとんど撮影の邪魔になりません。

また三脚を使った撮影でもストラップがカメラの向きによってはモニターに覆い被さったりボタンにかぶさってシャッターの邪魔をしますが、この「SPINN CP.02」を使えばストラップは完全にカメラの端に逃げている状態になるのでまず撮影を邪魔する事はありません。


アルミ合金の切り出しだからより安心


またこう言ったアダプタの場合、金型を作って樹脂を材料に射出成型するのが安価に製造できるのですが、それをあえてこの「SPINN CP.02」はアルミ合金を切り出してアダプタを作っています。
つまり樹脂ですと経年劣化で樹脂が硬化し脆くなって来て、望遠レンズを取付けカメラ重量が増した時にカメラの重みと振動でアダプタがポキッと折れストラップが外れてカメラが落下すると言う事も有り得なくありませんが、さすがにアルミ合金を切り出したこの「SPINN CP.02」ではそう言った事は起こる様な事もまずなく安心して常時カメラにつけっぱなしで利用する事ができますので、もし興味を持たれた方は取付可能なカメラの機種と共に詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/spinn-design/spinn-cp02-the-perfect-camera-carrying-system

全ての種類のカーテンレールに取付可能な自走式カーテンロボット「CurBot」前のページ

アウトドア以外でも持っているとめっちゃ便利!!LEDライトとオイルライターが融合した「HUNT 4.0」次のページ

関連記事

  1. Newガジェット

    Thunderbolt 3 40Gbps通信に対応したUSB-Cマグネットアダプタ「Magrig U…

    磁力で吸着するコネクタの利点はケーブルを引っ掛けた時に充電しているスマ…

  2. Newガジェット

    一振りで3秒間も火花が出るアーク着火ライター「TESLA」

    最近ではタバコを吸う人も少なくなり、マッチやライターと言ったものを持た…

  3. Newガジェット

    光り方をカスタマイズできるフルカラー自転車用LEDテールライト「FAST」

    自転車には普通、リフレクターと言って光が当たると反射するものがついてい…

  4. Newガジェット

    今使っているスマートフォンを光源として利用するナイスアイデアなLCD-SLA 方式3Dプリンター「T…

    3Dプリンターの中にも色々な種類・方式があり、我々個人で買えるとなると…

  5. Newガジェット

    サドルが鍵だからサドルも盗まれない一石二鳥な「SEATYLOCK」

    どの国でも現状は同じなんだな、と思わせる鍵をKickstarterで見…

  6. Newガジェット

    チームプレイのスポーツだけでなく個人プレイのスポーツまで幅広くサポートしたオートトラッカー「Xbot…

    みなさんは子どもさんや知り合いの試合やレースなどの撮影時に被写体を見失…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP