スティック型のアクションカメラの代名詞と言えば”DJI Pocket”ですが、このタイプのカメラの良い所はスタビライザー(手振れ防止)としても機能するジンバルが搭載されている事で手振れのない安定した映像が撮影できるだけでなく、コントローラーの操作で一定速度でカメラの方向を変えたり、オートトラッキング機能等で被写体を追い続けたりと言った高度な撮影ができる事です。
またスティック型と言う事で握って使える事からより安定した撮影ができるほか、パンツのポケットやバッグの隅に入れて持ち歩ける手軽さも特徴的で従来のアクションカメラにプラスした様々な撮影が可能です。
そこで今回は従来のスティック型カメラをより使い易くした「SNAP-G」をご紹介致します。
自撮りも便利なワイドアングル
今回紹介するスティック型カメラ「SNAP-G」は解像度1230万画素の1/2.3インチのCMOSを搭載し4K@60fpsでの撮影を可能にするカメラで、同ジャンルの製品と比較して大きく違うのはレンズで、F2.6画角133.9°のレンズを搭載している所です。
スティック型カメラの多くの画角はデジタルズーム機能を使いより遠くまで撮影できる様に画角90°程度のレンズを使っているものが殆どで、自撮りすると言った様な場合、顔はしっかりと映り込みますが、周囲の風景も一緒にとなると手の長さにもよりますが難しい所があります。
ですがこの「SNAP-G」の様に画角が広ければ周囲の風景を入れた状態で自分の顔もしっかりと撮影できますし、普段の撮影でもワイドレンズを持ち歩かなくてもワイドな画角で撮影できますし、デジタル的に3段階に画角を狭くする事も可能です。
更にこのカメラ「SNAP-G」にはスティック型カメラの中では最大サイズの2インチのモニターが内蔵されている事で撮影しながらの確認、撮影後の映像の確認などもわざわざスマートフォンを接続したり動画データをスマートフォンに転送しなくても本体のモニターでチェックできるので便利です。
悩まずに操作可能なジョイスティックとトリガーボタン
そしてカメラの操作に関してもこの「SNAP-G」は更に使い易くなっており、例えばカメラの方向をジョイスティックで上下左右に動かせるのはもちろんなのですが、ズームイン・ズームアウトはジョイスティックの反対側にあるボタンを押しながらジョイスティックを上下する事でズームイン・ズームアウトさせる事ができ、メニューを呼び出してジョイスティックのモードを変えずとも操作できるのが便利な所です。
またボタンを3回連続して押す事でカメラの向きを180°回転させ自撮りモードにする事が出来る様になっており、使い勝手と言う点においては他の同ジャンルの製品と比較してもかなり上です。
そして撮影モードに関してもオートトラッキング機能などは他のスティック型のカメラにも搭載しているのですが、この「SNAP-G」には範囲を決めてパン撮影すると言った機能も搭載されており、一人で自分を画面の中に収め解説しつつカメラをパンさせて周囲を写しながら撮影すると言った事がたった一人で出来ますので、リポート動画を撮影すると言った場合には非常に便利です。
バッテリー交換で撮影続行
そして、この「SNAP-G」で最も便利なのがバッテリーパックを入れ替える事ができる事です。
と言うのもスティック型のカメラの場合、バッテリーはスマートフォンと同じ様に内蔵されているのが普通で、バッテリーが劣化して来てもメーカーで交換してもらう以外方法がありませんし、モバイルバッテリーを持っていないと長時間撮影もできませんし、何よりケーブルとカメラが接続される事でカメラの取り回しがし辛くなります。
そう言った意味でバッテリーが交換できると言うのは非常に魅力的で、バッテリー1本あたり2時間の連続撮影が可能ですから2本も持っていれば投稿用の動画を撮影するには十分です。
またバッテリーの他に三脚やホルダー、マイクと言ったオプションも用意されていますので、カメラの詳細を含めて下記URLでご確認下さい。
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