私たちの生活の中で出会うネジと言えば、プラスねじとマイナスねじが殆どですが、中には星形の穴が空いたネジや、六角形の穴の空いたねじ、またこの他にも特殊な形状をしたねじはたくさんあり、これらねじに対応するドライバーを揃えていると相当な収納スペースが必要となりますので、先端(ドライバーの先)だけを交換する事で様々なネジを回す事ができる様にしたガジェットをビット型ドライバーやビット式ドライバー、ビットドライバーと呼んでいます。
そして今回紹介するビットドライバー「M-19 Magnetic Bullet Driver」は、長年に渡りビットドライバーを研究する事で最も使い易く性能の高いビットドライバーになっています。
ビットホルダーが2ヶ所
今回紹介するビットドライバー「M-19 Magnetic Bullet Driver」において、使い勝手と言う点によく考えられているなと思わされたのが2ヶ所に設けられたビットホルダーです。
通常、ビットドライバーは先端に1つ、ビットを装着する為のビットホルダーがあるのが一般的です。
ただ問題は、ビットドライバーの柄がどれくらいの太さがあるかで、例えば細い柄の精密ドライバーではいくら力を入れて回そうとしても回らなかったネジも、ちょっと柄の太めのドライバーを使う事でいとも容易く、先ほどまで回らなかったドライバーが回ったりする事がよくあります。
これはテコの原理で、作用点(ドライバーの軸)から力を加える力点までの距離が長ければ(=柄が太い)長いほど、小さい力で固く締まったネジを回す事ができます。
よってこの「M-19 Magnetic Bullet Driver」ではビットをサイドのホルダーに垂直に取り付ける事で、ビットからより遠い位置の部分を握る事で硬く締まったネジも簡単に回す事ができますし、水平にビットを付け直せば、手の中でドライバーを回転させてスムーズに作業する事ができます。
マグネット吸着式
そして「M-19 Magnetic Bullet Driver」のビットボルダーは全て磁気吸着式になっており、脱着が用意になっている他、柄の中に設けられたホルダーも磁気吸着式になっていますので、ビットを取り出すのも指先で少しビットをスライドさせれば簡単に取り出せ、交換できる他、ビットをホールドしておくのには十分な磁力を有していますので、激しく振ったり、地面や床に落としたりしてもビットが抜け落ちない様になっていますので、ビットを紛失すると言った心配はありません。
Broppe製 1/4インチサイズビット
そして標準で付属する9種類のビットは工具メーカーとして有名なBROPPER製のビットが採用されています。
このメーカーのビットはソリッドS2鋼合金製で、仕上がりも非常に高精度で耐久性が高く、道具としては一流ですから、このあたりからもより良いものを提供したいと言う意思が感じられます。
また標準で付属する10種類のビットはプラスのビットが5種類とマイナスのビットが5種類で、もし既に1/4インチサイズのビットドライバーを使っておらず、六角や星形のビットを持っていないと言う方にはそう言った多種類のビットがセットになったバリエーションもラインアップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/m-19/m-19-magnetic-bullet-driver
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