パソコンはケース、マザーボード、CPU,、メモリー、グラフィックカードなどを自分好みで選びカスタマイズして自分の理想のPCを作り出す事ができますが、キーボードに至っても今では、フレーム、メイン基板、キー、キートップを自分の好みで選びカスタマイズする事ができます。
ただPC本体とは違い、キーボードをフルカスタムしようと思えば、メイン基板へのパーツのハンダ付け、キーを後から交換できる様にするのであればソケットを半田付けしたりしなければならず、そう言った作業が苦手、やった事がない方にはちょっとしたハードルになっています。
そこで今回は、キーやキートップは交換可能ですし、自分好みにアレンジする事はできますが、フレームやメイン基板は完成されたハーフカスタムキットとでも呼べそうなキーボード「AZIO Cascade」をご紹介致します。
2種類のキーボード
今回紹介する「AZIO Cascade」の総キー数は84で、テンキーを除くファンクションキーや特殊キーを備えた標準的サイズのキーボードと比較すると25%キーボード面積が少ないスリムキーボードです。
そしてこのキーボードには標準サイズとスリムサイズの2種類がラインナップされており、標準サイズは標準サイズのキーを使っており、キーボードの最大高は41mmで、スリムサイズはLow Profileキーを使う事で27mmと薄く作られています。
また、このキーボードはスタンドによって傾斜がつけられる様になっているのですが、一般的なキーボードのスタンドは1つなので傾斜角度も1つですが、この「AZIO Cascade」では4°、6°、9°と3段階に傾斜角度がつけられる様になっていますので、自分自身にとって打ちやすい角度で打てる様になっています。
またどちらもUSB-Cケーブルで接続する有線接続のほか、Bluetoothによるワイヤレス接続にも対応しており、標準サイズのキーボードは4000mAh、スリムサイズは2000mAhのバッテリーを内蔵しており、MacとWindows両方で使用可能なのですがキーボードの切替はスイッチになっているのが他のキーボードとちょっと違う所です。
Gateronキー
次にキーについてはGateron社のG Proキーをスタンダードキーボードでは採用しており、その特性はCherryMXのキー特性をどのカラー軸も踏襲しており、今回スタンダードキーボードで提供されるのは茶、赤、青、黄の4つのキーになります。
またスリムタイムのキーボードにはLow Profileタイプのキーが採用されており、キーボードと一緒に選択できる軸は茶、赤、青の3軸だけなのですが、もちろん後から買い換えたLow Profileタイプのオプティカルキーに変更したりと言った事も可能です。
そしてシフトキーなどの横長のキーなどに対してはスタビライザーを使う事でガタ付きを抑える工夫や、EVAフォームのシートをダブルでキーの下に敷く事で、キーの動作音を低減するだけでなくクリッキーかキレの良いキータッチサウンドを楽しめる様にもなっています。
全部欲しくなっちゃうキートップ
そしてこの「AZIO Cascade」と言うキーボードには非常に多くのキートップがオプションとして用意されています。
その中でも”RETRO ARCADE”と言うキートップは1980年代頃のゲームフォントで使われていた8×8ドットで描かれたフォントの様な文字が使われていたり、スペースキーにキャラクターがプリントされていたりととってもキュートなキートップがラインナップされており、これらキートップはオプションとしていくつでも追加購入可能で、他のシリーズと組み合わせて多色多彩なオリジナルキーボードを作ると言った事もできますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/azio/azio-cascade-a-customizable-75-mechanical-keyboard
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