複数のPCを同時に使っていると、1番困るのはUSB周辺装置のシェアです。
今ではプリンタの様にWiFiで常時接続されている周辺機器もありますが、ワイヤレスではやはりスピードの制約がありますので、USBで直接接続した方が便利ですし、ストレスもたまらないのですが、2台のPCでUSB-C接続のプリンタ、スキャナ、モニター、HDDなどを繋ぎ直すとなると非常に手間ですし、切替頻度が高いと尚更面倒です。
そこで今回は、USB−Cでの接続先を瞬時に切替られるだけでなく、性能的にも優れたUSB-C切替器「REVOXEN」をご紹介致します。
8k@60Hz/30Hz出力をサポート
USB-CはUSB-Aの様に物理的に配線の接続先だけを変えるだけでは接続先を切り替える事は無理で、必ず通信処理チップがケーブルにもこう言った切替器にも入っており、このチップの性能いかんでは例えばUSB3.2Gen2規格対応のチップを搭載していれば最大10Gbpsでのデータ通信リレーを行ってくれますが、これはUSB3.0なら5Gbps、USB2.0なら480Mbpsとなり低速化して行きます。
そこで、最近では種類も増えて来たUSB-C切替器を購入する際に重要なのは、どのUSB規格をサポートしているかで、今回紹介する「REVOXEN」ならUSB3.2Gen2をサポートしているのでもちろん最大10Gbpsで、USB-C接続しているHDDとデータのやり取りが出来ますし、USB-C充電器と接続するのであればUSB-C PD100Wをサポートしています。
またUSB-Cによるモニター接続では、たいていモニターにUSB-C端子は1つしかない場合が多く、複数のPCで周辺装置をシェアする場合、モニターのシェアが1番多いかと思いますが、最大で8k@60Hz/30Hzでの映像出力がUSB-C経由で可能なので、これはかなり「REVOXEN」のポイントの高い所だと言えます。
そしてこの「REVOXEN」ではUSB-Cだけの2系統切替なのですが、複数のUSB装置に接続すると言った様な場合はUSB-Cマルチハブを使うと一度に複数の周辺装置との切替ができますので、より便利です。
2系統の周辺装置を切り替えて使用
次にこの「REVOXEN」は1台のPCからのUSB-Cの接続先を切り替えて使用すると言った使い方も可能になっています。
これは通常、USB切替器は入力が複数系統あり、この入力に複数台のPCを接続し、そして出力側に接続した周辺装置をどのPCに接続するのかを切り替えるのが一般的で、この「REVOXEN」もそう言った使い方が出来ます。
ですが一方で、出力側のUSB-CケーブルをPCに接続し、2つあるUSB-Cのメス端子にそれぞれUSB-C入力のあるモニターを接続すれば2台のモニターを使い分けて使用する事ができますし、HDDなども分けて使う事でディレクトリ構造のよく似ているHDDに対して誤って違ったHDDにデータを保存すると言う様な事を防ぐ事もできます。
USB-Cの切替に特化する事でコンパクトに
そしてまた、このUSB-C切替器は多くのメーカーがUSB-Cマルチハブと切替器を合体させた様な製品を次々とリリースする中で「REVOXEN」は単純にUSB-Cだけの切替に特化していますので、それだけ装置をコンパクトにする事ができますので、デスクの上でもあまり場所を取りませんし、持ち歩くと言った様な事も「REVOXEN」だと苦無く持ち歩く事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/revoxen/revoxen-true-usb-c-bi-directional-switcher
この記事へのコメントはありません。