みなさんは、自転車に乗ろうと思った時、自宅の玄関を開けようと思った時、自動車に乗ろうとした時にさっきまで持っていた鍵がない事に気付き、冷や汗をかくだけでなく臨時出費を強いられて悔しい思いをしたなんて事はありませんか?
そんな時に鍵開けの道具を持ち歩き、しっかりと解錠の練習をしておけば、鍵の解錠屋さんを呼んで多額の費用を払わなくて済みますし、例えば自転車の鍵であれば自宅に帰ればスペアキーがあると言うのであれば尚更もったいないですし、スペアキーがなくても、自転車の鍵程度でしたら鍵屋さんを呼ぶよりも鍵をホームセンター等で購入して自分でDIYで取り替えた方が安上がりです。
そこで今回は、複雑な構造のディンプルキーや、シリンダー鍵にはなっていない最近の車の鍵の解錠は無理ですが、自転車の鍵や昔ながらの鍵の先端が山型にカットされているシリンダー錠あたりでしたら解錠が可能がピッキングツール「SERE Cards」をご紹介致します。
ピッキングツールの基礎的な使い方
たまにテレビなどで見かける鍵の解錠シーンですが、昔ながらの鍵にギザギザの山が掘られたシリンダー鍵は練習すれば誰にでも解錠できる鍵で、シリンダー鍵の基本構造はピンがシリンダー内に差し込まれている状態ではピンが引っ掛かって回らない状態になっており、ピンを押し上げる事でピンが引っ掛からない様にする事で鍵は回るのですが、いくつか入っているピンの長さが違うので、鍵に刻まれた山の高さも変わって来ます。
そこでピッキングツールではテンションレンチと呼ばれるL字型の棒の先を鍵穴に差し込み、鍵穴が回る方向に回した状態を維持しつつ、ピックと呼ばれる先端が波形、ギザギザになった棒をテンションレンチが差し込まれている鍵穴の隙間に差し込み何度が前後させている間にピンが抜けてスッっと鍵は回り解錠する事ができます。
また昔ながらの自転車の鍵はもっと楽で、先端がL字型になったピックを鍵穴に差し込み、鍵の中の解錠に繋がるパーツをピックの先端でテコの原理を使い押してやれば簡単に解錠する事ができますし、道具の使い方は説明書が付属している上にネットでググれば動画もたくさん出て来ます。
ラッチボルトが簡単に解錠できる”BYPASS CARD”
次によくあるのが、室内ドアで、ドアノブの故障でラッチボルトが動かず扉が開かないと言う事故です。
ドアはドアノブを回したり、ドアノブを押し下げると、ラッチボルトと言う、飛び出た棒が引っ込む事でドアのつっかえがなくなり開きますが、やはりドアノブも機械パーツですから長年使用していると摩耗で様々なパーツがすり減り、最終的にギアなどが噛み合わなくなって動かなくなったりする事はよくあります。
となると困るのは、つっかえ棒のラッチボルトを引っ込める事ができないのでドアを開けられなくなるのですが、室内からはドアに隙間があればクレジットカードの様な薄くて硬いものをラッチボルトめがけて押し込めばラッチボルトを動かす事ができるのですが、室外からはこの方法は使えません。
ですがこの「SERE Cards」の1つである”BYPASS CARD”があれば室外からでもラッチボルトを動かす事ができるので、室内ドアのドアノブが故障して困った経験があると言う方には、他の故障した事がないドアでも起こる可能性はあるので、1枚備えておくと安心です。
”ESCAPE CARD”カードはマニア向き
そしてまた「SERE Cards」には”HOOK LOCK PICK CARD”、”RAKE LOCK PICK CARD”、”BYPASS CARD”、”ESCAPE CARD”の4枚のカード型ツールで構成されているのですが、その中でも”ESCAPE CARD”は普通の鍵ではなくESCAPEの脱出と言う言葉が文字通り当てはまる通り、縄を切ったり、手錠を外したりと言った事ができる様なマニア向けのピングツールとなっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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