その昔と言っても3〜4年前の話ですが、議事録などを文字起こししてファイルや書類として残すには、議事録を何度も耳で聴きながら再生、巻き戻し!?してキーボードから入力すると言う、忍耐と、複数方が喋っている場合は職人的な声を聞き分ける技術と言ったものが必要でした。
ですが今では音声認識アプリや音声認識エンジンを使えば誤字脱字はあるもののアッと言う間に文字起こしをしてくれますので、録音されたデータを聴きながら多少の手直しをする程度で済みます。
ですが今回紹介するボイスレコーダー「Allingo Remo」は更に手直しが少なく、自動文字起こしされたデータをそのまま利用出来ます。
文字起こしを楽にするAIノイズリダクション
今回紹介するボイスコレコーダーには、周囲の環境音(車や電車の走行音やガヤガヤと言った雑踏のノイズ…etc)を消すノイズリダクション機能を搭載しているのが1つの特徴で、これが文字起こしの精度を高めるキーワードになっています。
と言うのも音声認識アプリと言うのは人の声を抽出してそれを文字、文章にしますので周囲がザワザワと騒がしいとそう言った音と人の声とが混ざって何を言っているのは聞き取れないと言う様な事態が必ず起こります。
ですがこの「Allingo Remo」には予めノイズリダクション機能を搭載しているため、最初から車の走行音であるとか、外から聞こえる話し声の様なものを消してくれますので、例えば録音されたデータを後から音声認識アプリにかけたとしてもノイズが少ない分だけ正しく文字起こしをしてもらえます。
ですがノイズ除去機能がなければ、ガヤガヤと言ったノイズも一緒に録音されてしまいそれを後からノイズ除去しようと思っても出来ませんので、ノイズも一緒に誤変換されてしまい後から校正作業が自分の耳で聞きながら文字起こしするのと変わらないくらい面倒な事になりますが、最初にノイズを消去してくれる機能があればそう言った手間が少なくて済みます。
リアルタイムに文字起こし
次にこの「Allingo Remo」は録音したデータを呼び出して文字起こしができる他、何とリアルタイムで文字起こしもしてくれるのです。
このリアル文字起こしですが、日本語を含む主要12ヶ国語はオフラインで、ネットに接続すれば134の言語を扱える事から、例えば語学が苦手な方が外国語を話される様な方が会議に入っている場合、耳では全て聞き取れなくても書き起こされた文章を見れば何となく言いたい事は分かると言った事があるかと思いますが、そう言ったシチュエーションに使えます。
更に複数人で行っている会議等で誰かの発言を聞き漏らしてしまうと言う事ってよくありますが、文字起こしされていてば聞き漏らしていた部分を文字として確認できますので、そう言った聞き漏らしと言った事もこの「Allingo Remo」を使えば避ける事ができます。
スピーチモードは特定の方の声だけを録音&文字起こし
そしてこの「Allingo Remo」には360°周囲の音を全て拾って記録するモードと特定の方の声だけを記録するスピーチモードの2種類のモードがあります。
360°モードはその場にいる方の音声を全て録音しますが、例えば講演会等で講演されている方の声だけを録音したいと言った場合、スピーチモードにして「Allingo Remo」の頭に装備されている指向性マイクを講演者の方の方へ向ければ10m先で話されている方の声だけをピックアップして記録&文字起こしすると言った機能もありますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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