親が一人になり田舎に暮らしていると、大丈夫かと気になりますが、毎日電話する事を鬱陶しく思う親もいて、なかなか無事を確かめたくても確かめられないと言う方もおられると思います。
っそこで親の無事を確認する為のガジェットにはWiFiカメラのほか、センサーを使って動きを検出するタイプのものや、電化製品の使用を検出して無事を確かめたりするものなど様々なタイプのものがあります。
その中でも1番状況の把握がし易いカメラは私生活を覗かれているみたいで嫌だと言うもおられる一方、人感センサーやモーションセンサーは確実性が100%保障されている訳ではありませんし、電化製品も使用してくれなければ大丈夫なのかどうかも分かりません。
そこで今回は60GHzミリ波レーダーセンサーを使う事で確実に家の中にいる、そして動いている事が検出できる「eMotion Max」をご紹介致します。
ミリ波レーダーの利点
今回紹介するセンサー「eMotion Max」は60GHzのミリ波レーダーを使って「eMotion Max」の回りにあるモノや人までの距離を検出する事ができ、その距離はレーダー正面が7m、側面が2.5mとなっておりおよそ40m²の面積をこのセンサー1台で監視する事ができます。
そしてこのセンサーではセンサー周囲にあるモノや人までの距離ではなく動いているものだけを検出する様になっているだけでなく、最大4人までの人を見分ける事が出来る様になっており、両親揃って健在なのか、と言った事までこのセンサーを使えば分かってしまいます。
一方でよくある人感センサーやモーションセンサーは熱を発しているモノが移動するのを検出しているため、夏場など体温よりも室温の方が高いと検出する事が出来ませんし、もちろん人数なども分かりません。
一方でミリ波レーダーはそう言った誤検出がなく、例えば部屋の中に観葉植物があり、エアコンの風などで葉っぱがユラユラと動いてしまうと言った場合それを誤検出してしまいますが、この「eMotion Max」ではそう言った場所をスマートフォンのアプリを使い未検出エリアに指定しておく事でユラユラと動く葉っぱには反応せず、部屋の中にいる人だけを検出する事が出来る様になっていますので、防犯と言う面においても有効です。
省エネと安全
次にこの「eMotion Max」は、各社のホームオートメーションに対応しており、部屋の中に人を検出し家電製品などの自己制御が行えるようにもなっていますので、ついつい勿体ないだとか、そんなに暑くないと言ってエアコンをつけずに30°や35°を越える様な室温の高い部屋にいて熱中症に罹患する事を自動的に防ぐ事が出来る様にもなっています、
そして、例えば外出先から帰って来ると照明を点灯し、エアコンをつけると言った事が出来ますので、まだまだ使えるエアコンを最新のエアコンに買換なくても自動制御が出来ますし、いなくなれば自動消灯させると言った事もプログラミングすることがでますので省エネ効果も絶大です。
防犯対策
そしてこの「eMotion Max」は高齢者の見守りの他に防犯センサーとしての一面も持っており、自宅に設置するならば留守中の侵入者や帰宅した家族の見守り等にも利用する事ができます。
但し60GHz帯の電波を使っているため、コンセントの近くで電源ケーブルの通っている場所であったり電子レンジやWiFiルーターの近くに設置すると干渉を起こして誤検出したりと言った事がありますので、そこだけは注意が必要ですが、部屋の中のどこに置いても部屋の中全体をスキャンする事がこのセンサーでしたら可能ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/linknlink/emotion-max-the-60ghz-mmwave-radar-presence-sensor
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