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独自のCMYの4色のフィラメントを使うフルカラー3Dプリンタ「TOMATO」

3Dプリンターも随分と普及して来ましたが、3Dプリントをやっている方はそろそろ単色プリントに飽きて来ていませんか?マルチヘッドを使って多色造形できる3Dスキャナープリンターも数多くありますが、やはり目指すはフルカラーですよね!!そんな石膏素材でしかできなかった3Dでのフルカラープリントですが、昨年末あたりからPLA素材を使った3Dプリンターが出るとか出ないとか、クラウドファウンディングで資金集めするとかあちこちから情報は入っては来ていたのですが、遂にその1つがKickstarterで投資の募集を開始しました。

遂に時代はフルカラーですよ!!崩れやすく重く、しかもプリントマシンがめちゃ高い石膏素材の3Dプリンターとはもうオサラバですよ!!

どうやってフルカラーを実現しているの?

ではどうやってフルカラーを実現しているのでしょう?光はRGB(赤、緑、青)の光の3原色の輝度を変更する事により色を作り出します。色はCMY(シアン、マゼンダ、イエロー)の色の3原色を使って色を作り出します。
このフルカラープリンタはCYMKカラーの独自の4色のフィラメントを使い、ヘッドでそれぞれのフィラメントの溶かす量を調整してフルカラーを実現しているのです!!

そう聞けばナルホドですが、その色を調合するヘッドの開発が大変だったんでしょうね。

プリンターのスペックは?

造形最大サイズ:225×225×200mm
分解能:X/Y軸は12.5μm Z軸は5μm
フィラメント径:1.75mm
ノズル内径:0.4mm

ちなみにプリント時は今のところSTL/OBJ/3DS 形式データをSDカードに入れてプリントする方式です・
PCからUSBやWiFiでのダイレクトプリントには対応しておりません

この3Dプリンタの詳細は下記をご覧ください

https://www.kickstarter.com/projects/nixtek/tomato-full-color-process-desktop-3d-printer

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