あなたはPetzvalレンズって知ってますか?写真が趣味の人であれば、ぐるぐるボケた写真が撮れるレンズだよ、と言えばご存じの方も多いでしょう。ペッツバール型レンズは1840年、オーストリアのペッツバールと言う人が考えた3群4枚レンズで、それをロシアのゼニット社と言う会社が焦点距離85mmのレンズを復刻して既に一般発売しており、このレンズは焦点距離58mmのレンズになる。
焦点距離が85mm→58mmになった事で、より広角な写真撮影が可能になっており、F値も1.9と85mmレンズと比べると明るくなっているのが特徴だ。
どんな写真が撮れるの?
百聞は一見にしかずで、下記画像を見て欲しい。中央部分の被写体にはピントが合い、その後ろの景色は渦を巻いたような描画になるのが特徴のレンズで、背景のボケ具合がまた味があっていい。だがこのレンズ、ちょっとクセがあって、背景が遠過ぎるとボケ味を強調すると何があるのか分からなくなるので、被写体から背景までの距離はそう離れていない方がぐるぐる渦巻きの良い味の写真が撮れる
レンズの特徴は?
このレンズは、元のレンズを忠実に再現しているので、今のレンズとはちょっと構造が違う。まずオートフォーカスには対応していない。そしてフォーカスはフォーカスリングを回すのではなく、フォーカスノブと言う、ダイヤルを回す事によりピントを合わせるようになっている。
また絞りも独特で、下記の様な専用プレートを差し込む様になっているのが特徴だ。
そして本体は真鍮製でずっしりと来るが、またその重みがしっかり感があっていい。またマウントはキャノンEFマウントとニコンFマウントの両方が用意されている
その他詳細は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/lomography/the-lomography-new-petzval-58-bokeh-control-art-le
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