バイクにはヘルメットロックがついているバイクもあれば、スクーターの様に座席の下に収納しておく事ができるものもあり、手に持って持ち歩くと言う必要は全くありません。
ですが自転車はと言うと、絶対に盗まれないヘルメットロックの様なものはありませんし(バイク用のヘルメットロックも絶対に盗まれないとは言えませんが、あんな目立つものを盗んで持ち歩くと言う人もいないでしょう)、もちろん自転車に収納する為のボックスが販売されている訳でもなく(あっても取り付けると不格好になるので取り付けないと思います)、結果として手で持って持ち歩くしかありません。
ただ自転車のヘルメットと言っても成人の頭の大きさは直径で言うと20cm前後ありますし、ヘルメットの高さも20cmとは言わないまでもそれに近い高さがありますので、手に持つにしてもバッグに入れるにしても結構厄介です。
そこで今回は、高さが半分以下になる画期的な自転車用ヘルメット「Cyclo」をご紹介致します。
クルッ・ポンで高さ半分
この「Cyclo」は上下が二分割されジョイントで繋がり、フックを外してクルッと頭頂部分側のカバーを回転させる事で半分の高さに縮めて収納できるだけでなく、クルッ・ポンで元のヘルメットの状態に戻す事ができる事です。
ですから半分の大きさになる事でバックパックはメッセンジャーバッグ等に収納した時に専有面積が半分で済みますのでバッグがヘルメットのお陰で異常に膨らむと言う事もありますし、今までヘルメットで占有されていたバッグの中の半分のスペースが空きますので、その空いたスペースに荷物を入れる事ができます。
ハニカム構造で安全
またこの「Cyclo」は見ても分かる通り、ボディーがハニカム構造、つまり蜂の巣構造になっています。
ハニカム構造は強度を保つor上げるだけでなく、重力を減らす事ができる最強の形で、建築資材だけでなく橋や航空機と幅広い分野に取り入れられており、「Cyclo」は頭を保護する能力は硬質発泡スチロールを使ったヘルメットよりも高いと言えます。
またこの「Cyclo」同様に折り畳み構造になっていてコンパクトに変形させる事ができるヘルメットは何種類かあるのですが、この「Cyclo」は変形するのではなく、ただ2分割されたパーツの向きを変えてコンパクトにしているだけで衝撃を受けた時に曲がったりする様なヒンジの様なものもありませんので、強度的にも他の同ジャンルのヘルメットと比較しても非常に高いと言えます。
通気性抜群で蒸れも少なく
そしてハニカム構造は頭頂部分だけでなくサイド部分まで、ハニカム構造にして中抜きできる場所はほぼ全てハニカム構造にしている事で、自転車用ヘルメットの中でも通気性は一番高いのではないでしょうか?
ただ直射日光も直接差し込むので、日差しだけで頭皮が日焼けしそうなこの夏場や、風が差す様に冷たい冬場などはちょっと厳しいものがあるかもしれませんが、メッシュ状のカバーなどをかける等工夫すれば暑さ寒さも凌げるかと思いますので、もしヘルメットの持ち歩きに苦労されていて興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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