作った回路が思い通りに動かない、と言う時にはテスターやオシロスコープを使って導通テストや信号テストを行いますが、その時にプローブを基板上の部品の端子部分に押しつけて拾った信号を見ますが、その時に手が足りない!!見づらい!!誰か手を貸して!!と思う事ってあります。
そう言う時に誰の手も借りずに両手を自由にして基板テスト・基板チェックが行えるテストプローブ「PCBite 2.0」を今回はご紹介致します。
この「PCBite 2.0」は2016年にindiegogoで募集を行った”PCBite”と言う基板を挟み込んで固定をするクリップと今回新たにリリースするテストプローブがセットになっており、クリップの方はアルミ製で底にネオジウム磁石になっており、金属プレートの上に貼り付ける事で強力な柱となって基板を挟んで支えるのですが、この”PCBite”は基板製作時のハンダ付けを行う為に使うアダプターと言うよりは、作った基板の回路テストを行う為のもので、基板にゲタをはかせる事で不用意に基板が金属部品に接触してショートさせてしまったり、フリーなデスク上に置いてプローブを押し当てる際に基板が逃げて行ってしまってなかなか信号が取れないと言うのを防ぐ役割を果たしています。
ただ”PCBite”だけですと基板は固定できるのですが、基板テストを行う際に使うプローブは自分の手で押し当てなくてはいけません。部品がDIP品であったりやSMD部品であってもフック型のプローブを引っ掛けられる部分があれば複数のプローブを部品に引っ掛けて基板の信号を取る事ができるのですが、そうではない部品はどうしても手でプローブを押しつけなくてはならず、一度に信号を取る場所が2カ所以上あったり、信号を取りながらオシロスコープのレンジを切り替えると言った作業がとてもやり辛いですよね。
そこで登場するのがこのテストニードル、テストプローブです。このテストニードルはベースにネオジウム磁石が内蔵されており、ベースプレートに強力にひっついて固定されます。次にアーム部分は金属製アームになっていますので自由に形状を変える事ができるほか、金属製ですのでテンションをかけてニードルをしっかりと部品の端子部分に押しつける事ができます。
ただそれだけではニードル部分が浮いてしまい接触不良を起こしてしまいますので、先端のニードル部分にはスプリングが入っており、先端の針は自由に伸縮する様になっていますので確実に端子を捉えて信号を拾いますし、ニードル部分の直径は0.5mmと極細なので0.63mmピッチのSMD部品であっても隣の端子にもニードルが接触して隣の信号を拾ってしまうと言う事がありません。
ですのでこのテストニードルを使えば確実に狙った端子から信号を取ってくれまので両手はフリーに使えますので、計測中にオシロスコープのレンジを切り替えたり、信号を記録したりと言った事が自由にできる様になりますので、いつも時間のかかっていた基板テストもスムーズに短時間で行う事ができる様になりますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/sensepeek/pcbite-20
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