しっかり歯を磨いている様でも虫歯になったり歯周病になったりする方は、きっとブラッシングにむらがあるか、正しいブラッシングができていないからです。
歯垢(プラーク)が残るとそのプラークをエサとして虫歯菌が増殖して虫歯になったり、そのプラークのたまる場所が歯茎と歯の間の歯周ポケットであれば、歯茎が炎症を起こすと言った歯周病を誘発したりします。
だからこそ正しいブラシングを見つけて、毎日プラークを残さない様に正しく歯磨きをする事が重要なのですが、口を大きく開けてブラッシングしたり、歯磨きが終わった後に毎回プラークチェッカー(歯垢が残っているとそこだけ赤く染まる赤色の液体)でチェックするなんて事もなかなかできません。
なので最近は歯ブラシがBluetoothでスマートフォンと繋がり磨き残しがない様にブラッシングを監視する電動歯ブラシがあったり、今回紹介するマウスピース型の歯ブラシで全ての歯を同時に磨く事で磨き残しがない様にする歯ブラシが出て来たりして来ています。
そして今回は昨年ブレークしたマウスピース型の歯ブラシ「CHIIZ」をご紹介するのですが、この「CHIIZ」は歯を綺麗に磨くと言うよりは歯周病予防をメインに考えられた歯ブラシになります。
では歯周病予防をする為にどうすれば良いのか?それは歯周ポケットと言って歯と歯茎の隙間にたまるプラーク(歯垢)をいかに除去するかにかかって来るのですが、それには”バス法”と言って歯茎(歯)に対して斜め45°の角度で歯ブラシの毛を当て歯周ポケットの中に蓄積されるプラークを効率的に除去するブラッシングする方法でこれを確実に実践する事で歯周病を防ぐ事ができます。
それをこの「CHIIZ」では歯に90°の角度で当たる毛と45°の角度で当たる毛を作る事で歯の表面も均一に綺麗に磨きながら歯周ポケットの中に蓄積されたプラークも一緒に除去する事ができます。
またブラシは歯の表面だけではなく内側にもありますので、あまり磨く事の少ない歯の内側、そして内側の歯茎も一緒にブラッシングをしてプラークを除去する事でより一層、口の中を清潔に保つ事ができる他、たった30秒で磨いてしまうので急いでいる時でも咥えるだけで歯磨きが済んでしまう為に、服を着替えながら歯磨きをする事もできるのです。
しかも30秒×28本=14分と実質14分も磨いているのと同じ効果がありますからこれだけ長く磨いていれば虫歯や歯周病になる気はしません。
そしてこの「CHIIZ」が今までの同ジャンルの歯ブラシと違う所は後発商品の利点でとても使い易く、今までに発売された同ジャンルの製品に比べてより簡単に歯磨きをする事ができる様になっているからです。
と言いますのも、今までの同ジャンルの製品は歯に挟んでからスイッチを押すか、スイッチを押してから口に咥えるタイプが多く、後者の場合はブラシにつけた歯磨き粉が飛び散って洗面所を汚してしまう事もありますが、この「CHIIZ」は噛むことでスイッチが自動的に入る様になっていますので余分な手間がかからず誰でも簡単に使えるのがメリットです。
更に携帯用のケースが付属し、1回のワイヤレス充電で60日間充電フリーで使えるなど、使い勝手は申し分ありません。
ただこの「CHIIZ」を使うにあたって気をつけなければならない事が数点あります。まず、歯磨き粉は液体歯磨きに限ること。成人の歯をモデルに設計しているので、28本全ての歯が生えていない子どもには不向きな事。ブラシの使用寿命は3ヶ月で、3ヶ月過ぎたら新しいブラシと交換しなければならない事です。
また、ちょっと歯茎の後退が気になりだした年齢の方には特にオススメですので、その多詳細や注意点については下記URLにてご確認下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/1117328500/chiiz-toothbrush-40
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