植物は天然の空気清浄機とも言われており、森などに行くと空気がとても澄んでいる事に気付かされます。
それは植物も光合成を行う為に呼吸している為ですが、植物はただ二酸化炭素を吸い光合成を行い酸素を放出しているだけではありません。
空気中に含まれている窒素酸化物をはじめとする有害物質を取込み、それを根から土中へ放出すると言う事も行っているので、森の空気はとても澄んでいるのです。
ですからそれと同じシステムを部屋の中に作る事ができれば、空気清浄機を使わなくても部屋の空気は綺麗に保たれる上にフィルターの掃除も不要でしかも植物も育てる事ができると言う素晴らしい循環システムが出来上がります。
それを1つのプランターとして作り上げたのが今回紹介します「brēth™」です。
この「brēth™」は今流行の自動植物育成期です。
植物育成用LEDを12時間毎に照射し、水は自動給水で約10日毎に水を補給すれば枯れる事はありませんし、スマートフォンへ水が少なくなると通知される様にもなっていますので、まず枯らす事はありません。
ただ、ポット3つに植えられた植物で空気がどれくらい綺麗になるかと言いますと、おそらく人1人が1日に吸う量の空気をクリーンにする事は到底無理です。
そこでこの「brēth™」には空気清浄する為の吸排気システムが内蔵されています。
具体的にはポット1つに1台のファンが内蔵されており、ファンで外気を取り込みポットの中にその空気を送り、ポットの中の土で空気は濾過されてフレッシュな空気が排気される様になっています。
ですからこの「brēth™」では自然に植物が呼吸して吐き出す量の何十倍もの空気をクリーンにしますので、空気清浄機の様に部屋の空気を綺麗に保つ事ができると言うわけです。
そして土に吸収された有害物質は土に含まれる有機物が分解してくれますので、掃除や交換が一切不要と言うのがこの「brēth™」の良い所でもあります。
そしてまた、空気を常に流通させる事で、水耕栽培でよく起こるカビの繁殖を防ぐ効果もあります。
カビは温かいジメっとした環境を好みますので、夏場はこういう水耕栽培のプランターはカビの格好の繁殖場となるわけなのですが、空気を常に送り込む事で「brēth™」の中を常に低湿度状態に保つ事ができる為にカビも生えないと言うわけです。
そんな観葉植物の鑑賞と空気清浄を行う事ができる「brēth™」について興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/breth/brethtm-the-next-generation-air-purifier
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