クラウドファンディングindiegogoから始まったハンドヘルドPCの”GPD”シリーズは、最初にリリースされた”GPD Pocket”は7インチ液晶にAtomプロセッサーを搭載していましたが、その後リリースされた”GPD Win”では5インチ液晶とAtomプロセッサーと言う組み合わせながら、ファンクションキーの上にゲームコントローラーのボタンを配置しゲーム専用機的な色合いを出し、10月にリリースされた”GPD Pocket2”とGPD Win2”ではCPUが第7世代のIntel® Kaby Lake Core™ m3-7Y30へとアップグレードされ、以前よりも快適に操作できる様になりました。
ただ”Core™ m3-7Y30”を搭載されたと言ってもCore MはCore i3よりも性能は低く、Pentiumよりは高性能と言う位置づけですので、FPVゲームを駒落ちせず、ウェイトタイムゼロでプレイできる訳でもなく、あくまでも多少は動きが軽くなったと言う程度で、イラストレータやフォトショップ、PowerPointでたくさんの動画を貼り付けたファイルを操作する様な場合はGPUもCPU内蔵なのでそれなりの処理しかできず、メモリーも8GByte程度なのでメモリースワップが頻繁に起きて、途中でフリーズした様な、マウスカーソルがカクカクと動く様な状態になるのには変わりません。
ですがWindowsのみでしか動かないアプリケーションやソフトウェアは非常に多く、そう言うアプリやソフトを使っている方で、デメリットを理解しつつ持ち歩くのには小型の軽量PCの方が良いと言う方にはGPDシリーズは超人気です。
そして今回紹介する「Falcon」もそんなハンドヘルドPCの1つです。
この「Falcon」の基本スペックはCPUにPentium Silver N5000を使い、8GRAM/128or256GByteのSSDを搭載し8インチの液晶ディスプレイはオプションの”Falcon pen”を使う事で1024段階の感圧入力に対応していますので、ペイント系ソフトを使ってお絵かきをよくされると言う方にオススメです。
また内蔵バッテリーで最大8時間の連続稼働が可能で、外部端子としてUSBの他にUSB-CとHDMI端子、3.5インチイヤホンジャックを装備しています。
そしてスピードの重要要素であるCPUは1.1GHzで動作し、バースト周波数は2.7GHzで、コア数/スレッド数は4/4、内蔵グラフィックスはHD Graphics 605で動作周波数は200MHz、最大周波数は750MHzとなります。
そして具体的なベンチマークのスコアは
PassMark CPU Markスコア | CINEBENCH R15シングルコア | CINEBENCH R15 マルチコア | |
Core™ m3-7Y30” | 3561 | 105 | 242 |
Pentium Silver N5000 | 2650 | 80 | 238 |
となり、この差をどう捉えるかは使うアプリケーションやソフトにとって大きく変わって来ますが、wordやexcelで資料を作る、ネットサーフをする様な用途でしたらどちらも、動作が遅くストレスがたまる様な事もないでしょう。
またOFNマウス(指先の動きを検出する事のできる光学式マウスで、タッチパットの様なもの)を備え、ジャイロセンサーによってタブレットモード時は横画面から縦画面に変える事ができる等、タブレットとして使う際の利便性もよく考えられていますの、GPDシリーズに心動かされておられた方でグラフィック性能に依存する様な作業が少ない方はこちらの「Falcon」も候補に入れてみられてはいかがでしょうか?
なお詳細につきましては、日本語の解説ページも用意されていますので下記URLにてご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/440069565/falcon-worlds-first-8-inch-2-in-1-laptop
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