最近、ランニングバックパックと言って、走る方の為のバックパックが数多く販売されています。
このランニングバックパックは、ランニングされるランナーに負担をかけずウォーターボトルや着替えやタオル等を入れて走る事を前提にしている為に、それら荷物を入れた状態で身体に負担をかけない構造となっています。
具体的にはウォータボトルやタオル等を入れた状態で走った時に身体の揺れにシンクロしてバックパックがバウンドして肩や背中、腰と言った場所に当たったり負担をかけると言った様な事がない構造となっています。
ですが実際には、ランニングバックパックと言うカテゴリーで売られてはいても、大容量のウォーターボトルを入れると意外と走るリズムに合わせて上下し、着地する度に肩のベルトが肩にグイグイと食い込んで肩が痛いと言うランニングバックパックは少なくありません。
そんなランニングバックパックが多い中、今回は15インチサイズのノートPCを入れても上下にバウンドしないランニングバックパック「Backpack Pro 2.0」をご紹介致します。
跳ねない秘密はエルゴノミックデザインとベルト
バックパックを背負って走ると、中身の荷物の量に関係なくバックパックは上下して跳ね、腰を叩かれたり、肩にグイグイと食い込んだりしてとても痛いのですが、このバックパックが跳ねる原因は身体に密着していないからなのです。
例えば肩ベルトを長めに緩めていると身体の振動に合わせて振り子の原理でバックパックは当然揺れますし、揺れて戻って来て身体に当たるとその反発と身体の揺れとシンクロして更に大きく揺れ、そしてまた身体へと当たると言う事を繰り返します。
と言う事はバックパックが揺れない様にすれば大丈夫だと言う事になり、例えば登山用のバックパック等にはチェストストラップと言って左右のベルトを胸のあたりで引っ張って身体に肩ベルトを密着させるベルトがありますし、腰の辺りにもウエストベルトがあり1番跳ねるバックパックの下部をしっかりと腰に密着させます。
そしてこの「Backpack Pro 2.0」も当然のことながらチェストストラップ、ウエストベルトを備え、ウエストベルトは細いベルトが食い込んで痛みを覚えない様にポケットとして使える幅広のベルトアダプターが付属していますし、肩ベルトも身体に密着する様に肩からウエストのラインにかけて直線ではなく曲線を描いたエルゴノミックデザインのベルトに仕上げてあります。
更にベルトをいかにきつく占めても一切バウンドしないと言う事はありませんので、15インチのノートPCを入れた状態で重いバックパックがバウンドして身体にグイグイと当たっても痛くない様に背中にはクッション性の良いEVAフォームが埋め込まれています。
跳ねない秘密はバックパックの中にもあり
そしてバックパックが身体の振動に合わせて跳ねる原因としてバックパックの形状の他に中に入れる荷物にも原因があります。
普通、バックパックの中に入れた荷物は固定しません。ですが固定しないとバックパックの中で荷物は動きます。
ちょっと例えとしては似てはいませんが、車内の床に缶や瓶を横向きに置いたとすると車両の加減速でそれら缶や瓶は動くのと同じ様に、揺れるバックパックの中では荷物が移動しますので、それもバックパックの揺れを加速させる1つの原因となっています。
そこでこの「Backpack Pro 2.0」ではできるだけ荷物が動かない様にポケットやベルトを上手に配置する事で、バックパックの中で荷物が動かない工夫が随所に施されていますので、これもこの「Backpack Pro 2.0」が全速力で走っても意外なほどに跳ねない秘密となっています。
クラムシェル構造で荷物の出し入れも容易
そしてこの「Backpack Pro 2.0」はクラムシェル構造と言って2枚貝の様に180°オープンする様になっており、バックパックの中が全て見渡せる最近主流の構造になっていますので荷物の出し入れもし易く、バックパックの中に入れた荷物も探しやすくなっております。
また容量は12Lもありますので、普通のサラリーマンの方が通勤に使うには十分な容量で、厚みも12cm程度しかありませんので背負ったまま満員電車やバスに乗っても周囲の方に多大な迷惑をかけると言う様な事はない大きさです。
更にこの「Backpack Pro 2.0」にはオプションとしてボトルホルダーやレインカバー(一応防滴処理は施されてはいますが、ゲリラ豪雨の様なとんでもない雨ですと浸みて来ます)が用意されていたりしますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/iamrunbox/backpack-pro-20-revolutionizing-the-future-of-running
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