みなさんも服を引っ掛けて穴を開けたって経験があるかと思いますが、ただ引っ掛けただけで糸が切れてもいないの空いた穴って元には戻りませんよね。
でも実は先の細い針やかぎ爪の様なもので広がった穴の周囲の繊維を少しずつ引っ引っ張りだし、引っ張り出した糸と糸とを重ね合わせる様にしてあげれば、実は穴が塞がる場合もあります。
元々、衣服と言うのは1本の糸を編み込んで作られており、引っ掛けた事で糸が引っ張られた結果、糸が寄って圧縮され穴が空いてしまった様に見えるだけで、この寄って圧縮された糸を元に戻せば実は穴は塞がります。
現にその網目の洗い手編みのセーターなどは引っ掛けたとしても引っ掛けた場所も擦ったりしていたら網目が元に戻って穴が塞がっていますよね。
ただ元々1本の糸の太さが細い化学繊維から作られた様な衣類は密度が高すぎるので、綿の衣服と同じ様には穴を塞ぐと言うのは本来なら不可能なのですが、それを可能にし、釘で開けた穴も綺麗に塞がる自己修復ウインドブレーカー「Whistler Windbreaker」を今回はご紹介致します。
指で擦るだけでマジで穴が消えた
この自己修復ウインドブレーカー「Whistler Windbreaker」は前述した様に釘で開けた穴も擦るだけで見事に穴が塞がると言う性能はこの動画から見ても明らかです。
ではどうしてこの「Whistler Windbreaker」は普通では塞がるなど有り得ない穴が塞がるのでしょうか?
その秘密はHiloTech素材と呼んでいる極細のナイロン糸にあります。「Whistler Windbreaker」も他の衣服やウィンドブレーカー同様にナイロン糸を格子状に編み込んでいるのですが、その格子と格子が更に交差して複雑に絡み合う事で擦っていると次第に絡み合った糸が解れて行く様な感じで格子と格子の絡みが元の状態に戻って行き穴が塞がる、と言うのがこの「Whistler Windbreaker」の秘密なのです。
ポケットの多いウインドブレーカー
次に「Whistler Windbreaker」をウインドブレーカーとして見て行くと、ポケットが多い事に気付きます。
普通は左右のサイドポケット程度しかウインドブレーカーにはポケットがないのですが、この「Whistler Windbreaker」は左右のポケットに加えて内側に手袋や帽子が入るくらいの大きなポケットを備えています。
また胸元にはスマートフォンや携帯電話が入るポケットがあり、ジッパーが口が閉じる様になっています。
またウインドブレーカーとして必須の風よけ機能としては裾の部分と首の所に締め込む事ができるロープが埋め込んである他、袖もゴムでしっかりと閉まって密着する様になっていますし、もちろん撥水加工もされていますので多少の雨でしたら大丈夫です。
ポーチ付属で持ち運びが楽
そしてこの「Whistler Windbreaker」にはコンパクトに収納できる便利なポーチが付属しています。
ユニクロの超軽量なダウンジャケットなどもポーチが付属しており急に冷え込んだ時の為に持ち歩く時に便利ですが、この「Whistler Windbreaker」には専用の超圧縮してコンパクトに折り畳んで持ち歩く事ができるだけでなく引っ掛けるカラビナまでもがついたポーチが付属していますので便利ですし、重さも約200gしかないので持ち歩きも楽です。
そんな「Whistler Windbreaker」には青、緑、黒の3色のほか集めた資金によっては赤色が追加予定ですし、サイズはXS, S, M, L, XL, XXLの6サイズが用意されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/coalatree/whistler-self-healing-windbreaker
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