今年、日本を襲った台風19号は甲信越地方から関東、東北と広範囲で河川の決壊などを引き起こして多数の死傷者を出しました。
そしてその多数の死傷者を出した場所が車内で、車で避難している最中に水貯まりに入り込んでエンストしたり、濁流で流されたりした上に水圧で車の扉が開かなくて車外へ脱出できなかったのでしょう。
ちなみに自動車の扉は扉半分ほど水に浸かると女性の力では絶対に開きませんし、あとマフラーから排気ガスから出ているからそこから水が入って来て車が止まる事はないと思っていても、実はエンジンのエアクリーナーと言ってエンジンに空気を取り入れる吸気口がエンジンと同じレベルにあれば良いのですが、バンパー内にあったりする車種だとバンパーが水をかぶった時点でアウトです。
そこでもし、来年以降も異常気象によって車が水に浸かってしまった時に、脱出の手助けとなるUSB電源アダプター「2BeSafe」をご紹介致します。
最大1.2A出力のUSB端子×2
さて、この「2BeSafe」の1番良い所は、日常的に使うシガープラグ(最近の車にはシガープラグがなかったりする場合もありますが)に差し込むUSB充電電源アダプタにガラスブレーカーと言う、いつ使うか分からない機能が追加されている点です。
これが、いくらいざと言う時は役立つからと言ってもガラスブレーカーが2000円と言われるとちょっと躊躇ってしまう方もおられるかもしれませんが、USB電源のおまけでガラスブレーカーが付属しているのなら、使うものだし、少し高くてもまぁいいか、なんて感じで購入できるからです。
しかもこの「2BeSafe」ですが、2,200mAhのバッテリーまで内蔵しており、車に乗っているだけで自然とフル充電され、そのままシガープラグから抜いてバッグに入れて降車して出かければ、何とモバイルバッテリーにもなってしまうと言う、優れもので、どこへ行くにもマイカーで出かける様な方であれば便利です。
電極の先端がガラスブレーカー
そして先ほどから出て来ているガラスブレーカーですが、これは車の強化ガラスを割る為のツールで先端の尖ったハンマーの様なものになり、なかなか割れないのが強化ガラスで、そのガラスを割るには一点に力が集中できる先の尖った鋭利なものが必要で、ボールペンの先端では絶対に割る事はできませんし、プラスのドライバーでも女性の力では無理でしょう。
ですがガラスブレーカーやこの「2BeSafe」であればしっかりと握ってガラスに当てれば粉々に割れて、万が一、事故や水没でドアが開かない時に窓から脱出する事ができます。
シートベルトカッターも
そしてこの「2BeSafe」にはシートベルトカッターも内蔵されています。
このシートベルトカッターも緊急時にシートベルトのバックル(金具)が外れなくなってしまった時に脱出する際の必須アイテムで、シートベルトはカッターナイフがあれば力を入れてシートベルトに当て、何度も刃を往復させて行けば徐々に切れて行き、最終的にはカットして脱出する事ができますが、この「2BeSafe」ならカッターの刃を覆っていえるカバーを外してシートベルトに引っ掛けて引けば一瞬でカットできますので、緊急を要するような時にはやはりこちらの「2BeSafe」の方が早くカットができるので便利です。
LED内蔵でライトとして
またこの「2BeSafe」はLEDライトとしても機能し、明るさは2段階に切り替える事ができるのですが、Highモードの150ルーメン照射で4時間、Lowモードの50ルーメンで20時間も連続点灯させる事ができ、暗い夜道を照らしたり、夜間に車内で落としてしまったものを探したりするのに便利です。
そして赤LEDが点滅して危険や緊急性を知らせる為のSOSビーコン機能も搭載しており、こちらはバッテリーがフル充電されていると最大28時間連続点灯するなど、非常に様々な用途に使える様になっているのがこの「2BeSafe」ですので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
ttps://www.kickstarter.com/projects/2besafe/2besafe-the-6-in-1-emergency-car-tool
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