スマートウォッチには心拍数のほか、血圧やSpO₂(酸素飽和濃度)を計測するもはありますが、何故か体温を計測するスマートウォッチがないのが不思議です。
ですが我々は内科的な疾患で病院へ行くと体温は必ず計測させらますし、血圧も計測させられる場合があります。
と言う様に体温と言うのは、このコロナ禍でも登園・登校する際の1つの指標として利用されており、病気の重要な判断材料の1つであるにも関わらず何故かスマートウォッチには組み込まれたりはしません。
ですが例えば子どもさんが発熱して寝込んだ様な場合、突然高熱を出さないかと気になり夜中に度々起きて体温計測するとなると気が張って寝られませんし、それが2〜3日も続くと耐力的に親の方がダメになって来てしまいます。
そこで今回は体温を24時間監視可能なスマート体温計「PouchPASS」をご紹介致します。
キャリブレーションアルゴリズムによって24時間の体温監視が可能
よく病院に入院していても体温以外の血圧であるとかSpO₂、心電図と言ったバイタルメータは24時間センサーをつけてリモート監視されているのに、体温だけは不思議に決まった時間毎に看護師さんがやって来て検温してデータを記録します。
これには体温が非常に周囲の環境に影響され易いと言う事が挙げられます。例えば、何か冷たい金属を手に持ったとします。最初手に触れた時は冷たいと思っても暫くする間にその冷たさはなくなり、自分の体温と同程度の温かさに思えて来るのと同じ様に、体温計もずっと装着していればセンサー部分だけでなくその他の部分も体温によって温められて誤差が生じて来るからなのです。
だったらその熱を逃がして一定温度に保てば良いのでは?と思ったりする方もおられると思うのですが、この校正をするのが実際、センサーではとても大変なのです。
ですから気温を計測する温度計は百葉箱の様な太陽の光が当たって温度計の温度が上げられない様に日陰に置かれているわけですが….
それをこの「PouchPASS」は独自のキャリブレーションアルゴリズムによって、装着し続ける事による「PouchPASS」のボディーの温度上昇と体温との関係から独自のアルゴリズムで温度補正をかける事で正確な体温を表示できる様にしているのがすごいところです。
体温に以上があるとスマートフォンに通知
そしてこの「PouchPASS」ではBluetoothでスマートフォンでペアリングしておく事で常に体温をモニタリングしてスマートフォンへ体温データを定期的に送信し続けます。
そしてデータはスマートフォンに蓄積され、経年変化を見る事ができる他、もし「PouchPASS」を身に着けた人の体温が異常上昇すればスマートフォンにアラートとして表示されますので、よく熱を出す様な子どもさんに見つけさせておけば咄嗟の発熱に対しても迅速に対処できますし。
またこのコロナ禍で、もしコロナウィルスに感染した様な場合でも、患者と非接触で体温計測ができ24時間リアルタイムで監視できる「PouchPASS」は、医療認証機器ではありませんが、かなり負担を減らしてくれますし、もちろん家庭療養中の方も家族への感染を極力抑える事に繋がります。
Bluetooth Gatewayでネットサーバーに自動送信
また「PouchPASS」は「PouchPASS」を身に着けた方の側にペアリングされたスマートフォンがなければデータを送る事ができませんが、オプションのBluetooth Gatewayがあれば、「PouchPASS」から取得したデータをWiFiを経由して専用のフリーのサーバーにアップロードする機能を持っている他、サーバーからスマートフォンに体温データをダウンロードして管理する事ができます。
つまり田舎の親にこの「PouchPASS」をつけてもらっていれば、リアルタイムで離れた場所に住んでいる親が熱を出している、熱中症にかかっていると言う様な事が一目瞭然で分かりますし、もちろん安全も確認する事ができ、体温を計測する以外にも様々な意味で色々な状態を監視・管理する事ができますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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