みなさんはナイロン素材の財布って使われた事はありますか?
ナイロン素材の財布ってマジックテープでベリベリって感じを思い出される方が多いかと思いますが、最近の布財布はナイロンでも非常に薄くて強いものが出て来たり、カーボンの様な新素材で薄く硬いものが出て来たりと補強材を入れなくても革財布の様にしっかりとした財布も数多く登場しています。
そこで今回は、CORDURA 500Dと言う生地を使った二つ折り財布「ELEVATE Bifold Wallet」をご紹介致します。
CORDURA 500D
さて、この「ELEVATE Bifold Wallet」には”CORDURA 500D”と言うナイロン生地が使われています。
このコーデュラと言う生地はアメリカのインビスタ社と言うメーカーが商標登録した生地の名称で、ナイロンの7倍もの強度を誇り、耐久性に優れた繊維で、高機能の衣服・用具・ワークウェアの様な雑に扱っても破れたり切れたり穴が開いたりしては困る様なモノに対して使われており、ここでは財布の生地として使われています。
そして500Dと言うのは500デニールと言う糸の単位で、9000mあたり何グラムあるかと言う単位で500Dは9000mで500gの重さの糸を使った生地と言うことになり、1000Dは強度を求められるモノに使われ、500Dは強度と”しなやかさ”を持ち合わせた素材で、財布の素材としてはピッタリと言う事になります。
収納力
次に「ELEVATE Bifold Wallet」の収納力ですが、まずカードはウルトラファーストアクセスと呼ぶカードホルダーが財布中央に向かって左右それぞれ2ヶ所、計4ポケット設けられています。
このウルトラファーストアクセスポケットはカードを取り出し易くする為にスリットを斜めに切ってあるのが特徴で、長方形のカードに対して斜めにスリットを切る事でカードの露出面積を多くし、指をかけて引き出しやすくしています。
またウルトラファーストアクセスポケットの下には左右それぞれ3枚、合計6枚のカードを入れる事ができるポケットが設けられており、合計10枚ものカードを持ち歩く事ができる他、小銭用のポケットはありませんが、日本で1番サイズの大きな1万円が入るお札ポケットも備えています。
厚み1.5mm、わずか23g
そしてこの二つ折り財布の特徴は圧倒的な軽さと薄さにあります。
”CORDURA 500D”と言う生地を使う事で補強材を入れずに強度のある財布を作る事ができたお陰で、この「ELEVATE Bifold Wallet」は23gと100円玉たった4枚分の重さしかないのです。
しかも厚みはカードやお札を入れなければ1.5mmと10円玉1枚分の厚みしかないのです。これはこの「ELEVATE Bifold Wallet」が糸で生地同士を縫い合わせるのではなく超音波溶着によって生地同士と接着しているからで、超音波溶着なので布が縫い目で切れたり破れたり剥がれたりすると言う事はありません。
また”CORDURA 500D”にはTPU(ポリウレタン系熱可塑性エラストマー)コーティングを施す事で、お札やカードが生地に引っ掛からずにスムーズに出し入れできる様になっている他、防水性を上げ、摩擦による生地の摩耗も抑制するなど、長く使って頂ける様になっています。
更に生地の中にスキミングの電波をブロックする生地を挟み込むなど安全面にも考慮されていますので、財布のカラーやその他詳細につきましては下記URLにてご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/wramer/the-elevate-wallet-100-welded-construction
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