ヘアドライヤーにおける革命・革新技術と言えばDysonの”Supersonic Ionic”です。
同社では羽根のない扇風機でも有名になりましたがそれと同じ技術を使いヘアドライヤーにおいても羽根のないヘアドライヤーを作り、そして従来のヘアドライヤーが温風によって乾かしていたものを、風速・風圧によって乾かすと言う従来とは全く違った発想でもってヘアドライヤーを作った事です。
そして髪に強力な風を当て、風圧によって髪の表面に残っている水分を吹き飛ばす事で速乾効果をもたらし身支度にかかる時間を短縮した他、”Supersonic Ionic”には3つの温度設定があり低温だと45℃と言う非常に温度の低い温風を当てる事で髪へのダメージを極力抑えています。
そして今回紹介するヘアドライヤー「Lylux」も”Supersonic Ionic”をインスパイアした風速・風圧勝負型のヘアドライヤーであるだけでなく何とコードレスなのです。
最大風速14m/s
今回紹介するコードレス・へドライヤー「Lylux」はブレードレスとは言っても、ヘッド部分にファンが入っていないだけで、ダイソンの”Supersonic Ionic”と同じ様にハンドル(持ち手)の部分に小型で高速回転のファンが入っており、そのファンによって起こされた風速は最大14m/sにもなります。
ちなみにダイソンの”Supersonic Ionic”の風速はと言うと最大42m/sですからダイソンの1/3の風速と言う事になりますが、それでも100,000rpmで回転するファンから作り出される秒速14mの風圧は水の入った500mLのペットボトルを倒してしまうくらいの風圧を持っていますので、かなりの威力であると言う事はよく分かると思います。
またダイソン以外の同構造のヘアドライヤーの風速はこの「Lylux」と似た様なものですので、ダイソンはちょっと高くて手が出ないけどと言う方でもこの「Lylux」を選択肢に入れる事は十分可能です。
40℃の温風で20分
では実際にこの「Lylux」は内蔵のバッテリーでどれくらい使えるのかと言いますと、温風使用で20分、冷風使用ですと1時間になります。
そして風の温度も温風は40℃と低く、この温度ですとほぼ髪を熱で傷めると言う事はありませんが、やはり温風の温度が低い分、冬場の冷え切った洗面所で乾かすとなると普段よりも時間がかかりますが、20分もあればいくら毛量が多くても、髪の長さが腰のあたりまであっても問題ないでしょう。ただ、2人、3人と続けて乾かすとなるとちょっときついものがあるかもしれません。
ですがコードレスなのでコンセントのない場所でも乾かす事ができますので、洗面所が身支度で混んでいる様な時はちょっと別な部屋でヘアドライヤー「Lylux」を持って行ってコンセントがなくてもヘアスタイリングができますので便利です。
また充電に関しても充電もコードレスでクレードルに戻すと自動的に充電される様になっていますし、完全にバッテリーがなくなっても45分で85%までバッテリーは回復させる事ができ、1時間あれば100%まで充電できますので、そう言う意味でも使い勝手はとても良いと言えます。
マイヘアドライヤーを持ち歩き
そしてこの「Lylux」はコードレスですから、コンセントがなくても使えます。
そのため、スポーツジムや温泉施設と言った場所で備え付けのヘアドライヤーは使いたくないと言う方にはこの「Lylux」はピッタリです。
髪をいくら朝整えて出かけても、くせ毛ですぐにチリチリになってしまっい髪が気になると言う方も、少し携帯するには大きいのですが、持ち歩いていればどこででも髪を直す事ができたりもしますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/lylux/the-worlds-first-cordless-and-bladeless-hair-dryer
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