みなさんはコンパス定規ってご存じですか?
コンパス定規は文字通り円を描く事ができる定規で、基本的には定規に一定間隔(1cm単位)で穴が開けられており、軸となる部分と円の半径の長さの穴の両方に鉛筆やシャープペンシルを差し込んで、軸を中心にグルッっと1周、定規を360°回転させる事で円を描く事ができます。
そしてこのコンパス定規のメリットは描いている途中にコンパスがアームが動いたり、縮んだりする事がないので失敗せずに円を描けると言う所で、もし何センチ何ミリと言った円を描く事がないのでしたらコンパス定規はペンケースに入れっぱなしでも嵩張りませんし、定規としても使えます。
そこで今回は、紙を汚さないコンパス定規「Push-Pin Mechanism」をご紹介致します。
紙が汚れないコンパス定規
コンパス定規は軸の部分にも鉛筆やシャープペンシルを差し込んで定規を固定します。その時、中心軸を描く前提ならそのままで良いのですが、軸に付着した鉛筆の跡を消すとなると、結構な力で紙に鉛筆を押し当てていますので、なかなか綺麗に消えなかったりするのが1つの困った問題です。
そこで今回紹介する「Push-Pin Mechanism」では押すと飛び出るピンを軸に取り付けましたので、このピンを押し込んでコンパス定規を固定し、回して円を描く事で中心軸に鉛筆の黒い跡が残らない様になっています。
但し問題はピンの跡は残るので、この「Push-Pin Mechanism」を使って円を描く際には硬いテーブルの上に紙1枚だけを置いて描くか、ノートなら下敷きを挟んだ状態にして描く事でピンの跡も薄くて済みます。
5mm単位の穴
そしてこの「Push-Pin Mechanism」にはセンチ単位とインチ単位のコンパス定規がラインナップされているのですが、センチ単位は5mm、インチ単位の方は1/4インチ単位で穴が設けられていますので、5mm単位の円しか描かないと言う方であればまさにピッタリなコンパス定規です。
また定規の長さは15cmなので、最大で直径30cmの円を描く事ができますか工作などにも最適です。
ミニルーラー
またこの「Push-Pin Mechanism」にはプッシュピンのない、鉛筆を差し込む穴の空いたクラッシックタイプがラインアップされている他、どのタイプにも定規の片方が180°分度器として機能する5cm定規がオマケ!?として付属しています。
ただオマケながらこちらもチタン合金製でしっかりとした作りとなっていますので、例えばダンボールのカットなどに利用すると言った使い方も出来ます。
更に何と「Push-Pin Mechanism」には専用の木の箱に入って届けられる他、専用の合皮製もポーチも付属していたりして、ちょっとした高級文具としての雰囲気も醸し出しており、贈り物としても使えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/802507989/all-in-one-titanium-ruler
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