ネジも回せるし、ナットも締められるし箱も開けられテープもカットでき、缶を開けたり瓶の王冠を開けたりと、非常に1つの道具がいくつもの用途に使えるEDC(Every Day Carry=常に持ち歩く)マルチツールを購入してはみたものの、暫くは珍しくて使ってはみたものの、従来の方式にすぐ戻って使わなくなったEDCツールってご家庭に眠っていたりしませんか?
確かにマルチツールの宣伝は何にでも使える様な説明をしていますが、実際のところその多くは、例えばネジ1本回すにしてもネジが埋め込まれていたりネジの回りにEDCツールを回転させるだけのスペースがなければ回す事ができませんし、ペール缶を開けられると言っても一般の方がペール缶を開けるなんて、何か塗装する時だけでスプレーを使えば全く機会がありませんし、瓶の王冠を開けられると言っても、そもそも王冠のついた瓶なんてぼほ見かけません。
と言う様に便利だと思っても身の回りに使う機会がなくお蔵入りするEDCツールの方が多いのですが、今回紹介する「PICHI X2」はボルトやナットをよく回す方であれば絶対にオススメできるEDCツールです。
ターンバイターンのフリーレンチ
まず今回紹介する「PICHI X2」で最も魅力的な機能がレンチで、フリーレンチなのでミリサイズのナットやボルトもインチサイズのナットやボルトも関係なく回せる所で、最大M12ないし1/2インチサイズのナットやボルトまでフリーに回す事ができますので、自動車でも内装回りならM10サイズ以下のナットやボルトが使われている場合が多いですし、家電製品や住宅設備に使われているナットやボルトであればM15以上のサイズは殆ど使われていませんので、ほぼ身の回りにあるものは開けたり、緩めたり、締めたりする事ができます。
しかもフリーレンチなのでM12ないし1/2インチサイズまでは確実に回す事ができますし、この「PICHI X2」は普通のレンチの容器回してはナットやボルトからレンチを抜いてまた向きを変えてはめ直してと言う作業をせずともラチェットレンチの様に反対に回すとレンチが緩みナットやボトルはそのままの状態でレンチだけが回転し、締める方向に回すと締まるターンバイターンと言う方式のレンチを採用していますので、回して締めると言う作業が多い方にはまさにピッタリな上に仕事のスピードも落とさずに作業が行えます。
フェザーカッターNo.11
そしてEDCツールの機能として欠かせないのがやはり切る道具です。
日常的にナイフやハサミを使ってカットすると言う機会は多いので、やはりナイフやハサミは欠かせませんのでこの「PICHI X2」にもナイフ機能がついているのですが、多くのEDCツールが交換できず研いで切れ味を元に戻すしかない固定刃を使っている事が多いのに対してこの「PICHI X2」では替え刃を使用していますので切れ味が落ちれば交換すれば良いので、これはポイントの高い所です。
また刃の方もフェザーカッターのNo.11を採用しており、このNO.11は刃の角度が鋭角なのでカットする以外にもくねくねとしたカット線に沿って刃を沿わせながら移動させて切り出すと言った工作にも向いた刃を使っているのも更にポイントの高い所です。
本革製ホルダーが魅力的
またこの他にビットは付属しませんが、1/4インチサイズのビットドライバーをセットして回す機能がある他、バールと呼んでいるレンチの反対側の先端を使って缶を開けたりホッチキスの針を起こしたりと言った用途に使える様になっています。
そして「PICHI X2」には本革製のホルダーが付属しているのがとっても魅力的で、手入れはちょっと大変ですがEDCツールと共に使い込んでいけば行くほど味が出て愛着がわいてくる相棒的なガジェットになる存在ですので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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