最近、ホームセンター等でもよく見かけるペン型の電動ドライバーですが、このリアル・ペン型電動ドライバーの良い所は、例えばデスクの引き出しやペン立てに入れておいてもマーカー程度の太さなので殆ど邪魔になる事がない事と、長さも一般的なボールペンや鉛筆、シャープペンシルと言ったペン類と変わらないので、ペンシルケースに入れて持ち歩く事もできると言う、使い勝手の良さです。
ただペン型は職人さんが使う電動ドライバーの様にドライバービットも、ドリルビットも両方使えると言う訳ではなく、ネジを回すか、穴を開けるか、どちらかの機能を選択しなければならないのですが、今回紹介する「Magicpen M1」は何とどちらのビットにも対応しているのです。
先端パーツを交換する事でドライバーとドリルに対応
では何故、ドライバービットとドリルビットの両方が使えないのでしょうか?
それはドライバーの先端部分は回すネジによってプラスであったりマイナスであったり星形形状をしていますが、そのボディー部分は六角形の形状をしており、対角線の長さが4mmサイズのものを使うのがペン型ドライバーでは一般的です。
一方でドリルの方はドリルの径太さによって軸の太さも小径サイズのドリルの場合は変わって来るので、ドリルチャックと言う装置を使ってドリルの刃をしっかりと固定します。
またこのドリルチャックをでドライバービットを固定すると言う方法もあるのですが、そうなるとドリルチャックが電動ドライバーのボディーよりも遥かに太く大きくなるため、携帯性が損なわれます。
と言う様な諸事情によりペン型でドライバーもドリル刃も使えるものはないのですが、今回紹介する「Magicpen M1」は、ビットホルダーとチャックを交換すると言う画期的な方法でドライバーもドリルも両方使える様になっていますし、ドライバーの方はギア比1:50の遊星ギアによってドライバーの回転スピードは160/240/480rpmの3段階に変えつつ0.1kgf.cmのトルクを確保しています。
またドリルモードでは8000/12000/24000rpmの超高速回転によって材料を素早く削ったり磨いたり、穴を開けたりできる様になっています。
充電しながらの使用も可能
そしてこう言うペン型ドライバーの場合、およそ1回の充電で連続使用できるのは60〜90分なのが一般的なのですが、このスペックはドライバーでは問題ありませんが、ドリルドライバーであれば、例えば穴を開ける作業だけなら十分かもしれませんが、研磨ビットで削ったり磨いたりと言う作業はもっと長時間になる事もあるので、バッテリーがなくなれば作業を途中で中断しなくてはいけなくなります。
ですがこの「Magicpen M1」はペン型では珍しく充電しながら使える仕様となっていますので、長時間の連続作業でも大丈夫です。
トータル78本
そしてこの「Magicpen M1」にはドライバーとドリルの両方が使えると言う事で付属の先端ツールもドライバービットが何と48種類、ドリルビットは付属しませんが研磨用のビットが30種類も付属しています。
またオプションで5サイズのドリルチャックも用意されており、1mmサイズのドリルビットも使える様になっており、細かな工作には最適なビット&ドリルセットになっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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