財布をコンパクト化しようとした時、縦横サイズは最小、クレジットカードサイズまで小さくできますし、カードがはみ出て良いのであればもっとコンパクト化する事は可能です。
一方で厚みの方はと言えば、カードを重ねただけではそう厚みは出ないのですが、ポケットタイプにするとカードを覆う生地や補強材の分だけ厚みが増しますので、ポケットを階段状に重ねて作るとその生地や補強材の厚みの分だ財布は厚みを増して肥大化して行きます。
それを回避する為にミニマム財布で多く取り入れられているのが、ポケットの中のカードを一気に引き出すプルタブや、階段状にカードを押し出すギミック、そしてカードをゴムバンドによって一括りにする方法で、今回紹介する「BANDO 4.0」はそのゴムバンド方式の先駆者的ミニマム財布を世に送り出したメーカーで、今回は前面リニューアルされたミニマム財布をご紹介致します。
マグネットベルトでカードの落下防止
ミニマム財布の場合、蓋の様なものをつけるとその分だけ財布の厚みが増しますので、二つ折り財布の様に、どこか一辺は開放状態にあります。
一方で、カードを収容枚数いっぱいにまで詰め込めばカードが抜け落ちる事はありませんが、少ないとカードを逆さまにした時に抜け落ちると言う事は多いに有り得ますし、実際に抜け出ます。
そこでこの「BANDO 4.0」では端にマグネットを埋め込んだベルトによってカードの頭の部分を抑える事でカードが不用意に抜け落ちるのを防止しています。
また、ポップアップレバー式のメインのカードホルダーは最大5枚までのカードを収納する事ができるだけでなく、レバーを引く事で収納されたカードは階段状に段差をつけて飛び出して来ますので、目的のカードも見つけ易く、そして取り出し易くなっています。
透明カバー付きIDカードホルダーです。
そして今回リニューアルされ新しく加わったのがIDカードホルダーです。
従来のものでもクイックアクセスが可能なポケットにIDカードを入れておけばスッとIDカードを取り出して見せたり、カードリーダーにかざしたりも出来たのですが、今回の「BANDO 4.0」ではホルダー(ポケット)を透明化する事でカードを取り出さなくて見せる事ができる様になっています。
またIDカード以外にも交通系のICカードを入れておけば、「BANDO 4.0」を開いてICカードをホルダーに入れたまま改札機にかざせば通る事ができますし、閉じた状態ではRFIDが効いていますので、容易に財布からデータが抜かれると言う様な事もありません。
そしてまた、カードホルダーはお札を挟むためのゴムバンドの下に、隠しポケットが用意されており、よく利用するカードなどはここに収納しておくと財布を開かずにカードをスッと取り出して使用する事ができます。
またこのカードスロットにはポップアップ式のカードポケットの様に抜け落ち防止の為のストッパーベルトはありませんが、その代わりジェル状のグリップをポケットの中に埋め込む事でこれが滑り止めとなり、落下しない様になっています。
お札は定番のゴムベルト
そしてカード以外にもこの「BANDO 4.0」にはお札を挟んで持ち歩く事ができるゴムバンドがあり、お札以外にも1つだけですがフラットな鍵も挟んで持ち歩く事ができる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/elliothavok/bando-40-multi-functional-slim-wallet-perfected
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