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造形ボリュームはSLA 3Dプリンターとしては400×200×400mmとケタ違いに大きいSLA 3Dプリンター「Emake3D Galaxy 1」

SLAプリンター、光造形3Dプリンターは紫外線レーザーをレジンと言う光硬化樹脂に当てて樹脂を固めながら3D造形を行くため、レーザー光の移動スピードがボトルネックになっておりなかなか造形スピードが上がらないと言った時代が長く続いていたのですが、液晶ディスプレイを使ったLCD-SLA方式が開発され、線ではなく面単位での造形が可能となった事からSLAプリンターの造形スピードは飛躍的に速くなり一晩待たなくても造形できる様になりました。

ただ解像度は液晶モニターの解像度に左右されますので、4Kモニターを使ったとしても精度的には限界があります。
そこで今回紹介する「Emake3D Galaxy 1」は原点に戻り、一筆書きのレーザー造形を採用しているのですが高出力で高速なレーザーモジュールを採用する事で400×400×200mmとケタ違いな大きさの造形ができるだけでなくスピーディーになっています。


速さの秘密は高速回転するプリズムを使ってレーザー照射


さて、従来のこの「Emake3D Galaxy 1」と同様にレーザー光源の照射方向を変えて光造形を行うSLAプリンターでは、プリズムの方向を変える事でレーザーの照射方向を変えていましたので、このプリズムの位置制御が大きく造形スピードを左右していましたし、これがボトルネックとなるLCD方式への移行して行きました。
では何故この「Emake3D Galaxy 1」は元のレーザー照射方式に戻したのかと言えば、新しいレーザーモジュールが出来たからです。
この「Emake3D Galaxy 1」で使われているレーザーモジュールでは5角形のミラーが高速で回転しており、このミラーにレーザー光を当てる事でレーザーの照射方向を変えています。
つまりレーザーのON/OFFを高速でスイッチングできればミラーの回転数も上げられ、そしてレーザーの照射方向も意のままに変える事ができますので、結果的に造形スピードを上げる事に繋がり、この「Emake3D Galaxy 1」ではレーザー造形ながら高速化を果たしたと言う訳です。

またこの方式は、XY解像度は25〜200μm、Z軸方向の積層ピッチは100μmと言う高精細さを取り戻しただけでなく、400mm×200mm×400mmと言うとんでもないサイズのモデルを造形する事ができるのです。


レジンの自動補給装置完備でレジンの節約にも


次にこの「Emake3D Galaxy 1」は全てが元に戻った訳ではなくLCD方式方式と共に新しく出て来たレジンの補給装置は戻さずにそもまま受け継いでいます。
レジンの補給装置がある事でレジンをためておく水槽、バットの中に入れておくレジンの量は最小で済みますので造形後に破棄するレジンが少なくて済みますし、何よりこれだけ大きなものを造形できるSLAプリンターですから、最大ボリュームでの造形を行おうとするとレジンの量もハンパないので、自動補給とする事でレジンを節約する事ができます。

またレジンボトルをそのまま2本までセットできますので、余程の事がない限り途中でレジン切れを起こすと言った事もありませんし、レジンの温度コントロールも自動でしっかりとされる様になっていますので、余程の事がない限り失敗する様な事もありません。


で悪臭をエアフィルター除去


そしてご存じの方はご存じですが、レジンはFDM方式の3dプリンターで使うフィラメントと違った独特なレジン特有の臭いがするだけでなく揮発したレジンを吸い込むと言うのは身体にも有害ですので、SLA方式こそボックス型で密閉されているのが当然です。
更に欲を言えばフィルターで臭いや化学物質を除去できる様になっているのがベストで、この「Emake3D Galaxy 1」にはそうした臭いや化学物質を除去できる活性炭フィルターを搭載しています。

なおこのSLAプリンター「Emake3D Galaxy 1」ですが、PC等との接続インタフェースは持たず、SDカードにデータをコピーしてからの造形となる部分だけ要注意ですので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/emake3d/galaxy-1-the-17-large-scale-sla-3d-printer

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