最近のロボット芝刈り機は広大な芝生を効率的に、刈り残しなく刈るためにGPSを使って位置制御を行っています。
ただGPSの場合、ご存じの様に精度がメートル単位ですので濡れた芝生の上でスリップしたりするとロボット芝刈り機が認識している場所と実際の場所との乖離が出て来て刈り残しが出て来たりと言った不具合が出て来ます。
そこで最近ではRTK-GPSと言って、位置情報を送信する時前のGPSの様な送信機を庭に置く事で位置をセンチ単位で制御できるものも出て来ており位置制御は完璧になっていますが、どうしてもアンテナとロボット芝刈り機の間に障害物等があると電波が届かずに位置がズレたりする事があります。
そこで今回は、視点を変えて人間と同じ様に芝刈りを行うロボット芝刈り機「Heisenberg LawnMeister」をご紹介致します。
ステレオカメラによる3Dナビゲーション
今回紹介するロボット芝刈り機「Heisenberg LawnMeister」は、GPSによる位置ナビゲーションも行うのですが、メインは「Heisenberg LawnMeister」に取り付けられたステレオカメラで、このステレオカメラで捉えた景色から庭の形状をマッピングしつつ芝刈りを行うと言うのがこの「Heisenberg LawnMeister」の特徴です。
そしてステレオカメラですから当然、障害物などの大きさや障害物までの距離なども計測する事ができますので、この「Heisenberg LawnMeister」はそう言った障害物を避けつつ、刈り残しがない様に庭を往復しながら芝を刈って行きます。
またこの「Heisenberg LawnMeister」には高速に処理が可能な画像処理エンジンが搭載されており、椅子やプランターなどの静止しているものと、犬やネコや子ども達と言った動いているものを見分ける事ができ、静止しているものであればその際まで進んで芝を刈ります。
一方で動いているものを発見した時は大きく迂回し、またもし衝突しそうなのであれば一時停止する様に組み込まれていますので、動いているものと衝突したりと言った事はまずこの「Heisenberg LawnMeister」では有り得ません。
走行中に高さを変える事ができるカッター
次に一般的なロボット芝刈り機は、芝をどれくらいの高さにまで刈り込むと言うのはロボット掃除機を動かす前に決めて、カッターの刃の長さを変えますが、このロボット芝刈り機では、稼働中にスマートフォンからカッターの高さを変える事ができます。
そしてこの稼働中にカッターの刃の高さを3〜9cmの範囲で変える事ができると言う機能は、例えばよく陽の当たる所であれば芝もすぐに伸びるので、少し短めに刈ったりと言った事が行えますし、わざわざロボット芝刈り機を裏返してカッターの刃の高さを変えると言った面倒な作業も省いてくれます。
庭の手入れを行う事のできるアタッチメント
そしてこのロボット芝刈り機「Heisenberg LawnMeister」にはいくつかのアタッチがオプションで用意されており、その1つがエッジトリマーで、このエッジトリマーを「Heisenberg LawnMeister」の側面に取り付けると、エッジトリマーの中にはナイロンカッターが入っていて、芝生と壁、芝生と遊歩道と言った様な芝生の切れ目部分の芝も綺麗にカットしてくれます。
そして次に用意されているオプションはブロワーで、落ち葉などが庭にたくさん落ちている場合、ブロワーで風を起こして落ち葉を集めてくれますし、ブロワーの他にホウキの役割を果たすオプションも用意されているのですが、最終的に落ち葉を拾い上げてゴミ袋に詰めるのは人手です。
またこの他に栄養剤などを自動的に撒いてくれる散布機などのアタッチメントもオプションで用意されており、芝のトータル管理が行えるのがこのロボット芝刈り機「Heisenberg LawnMeister」ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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