VRコンテンツやVRゲーム等を楽しむ事のできるVRグラスですが、一般的なVRグラス、VRゴーグルは大きなディスプレイ装置を頭に装着するため、長時間身に着けているとVRグラスの重みで頭などが痛くなって来ると言う問題を持っているだけでなく、完全に視界を遮られますので、一部のVRグラスを除き、装着した後に移動すると部屋の中の障害物に当たったり蹴飛ばしたりして危険です。
なおかつ近視の方でメガネをかけていたりするとメガネとVRグラスが干渉し合ってしまい装着できない、見辛いと言った問題があったりします。
そこで今回はそう言った問題を一気に解決したVRグラス「EM3 Ether」をご紹介致します。
重さ65gで装着感全くなし
今回紹介する「EM3 Ether」はメガネタイプのVRデバイスなのですが、この「EM3 Ether」の特徴は65gと、とても軽い事です。
それはこの「EM3 Ether」が頭に装着するのはディスプレイとその周りの必要なパーツのみで構成されているからで、別途このグラスに映像を送る為のアダプターが別途付属しているのですが、65gと言う重さは驚異的な軽さで、この軽さで3Dだけでなく2D映像の鑑賞、もちろんVRコンテンツも楽しむ事ができます。
そしてグラスの総重量はたったの65gと言う事で、最近の軽量メガネ並に軽く作られており、これならほぼ1日装着していても苦にはなりません。
しかも視野角70°のOLDディスプレイが眼から9mmの場所に位置するため、実際に体感できるスクリーンサイズは1000インチと、これはもうプロジェクションマッピングを見ているかの様なレベルですし、ゴーグルではなくグラスタイプと言う事で眼球を動かせば顔とグラスの間から部屋の中を覗き見見る事ができますので、移動する際にこのグラスを装着したまま隙間から見える部屋の中を確認しながら安全に移動する事が出来ます。
メガネなしで楽しめるVRグラス
次にこのVRグラス「EM3 Ether」は近視適応調整機能を搭載しており、-5.00Dまでであれば、VRグラス側でピントを調整する事ができますので、メガネをかけたりコンタクトレンズを装着しなくてもそのまま裸眼で楽しむ事ができます。
また-5.00Dよりも矯正視力が大きいと言う場合、-6.00D〜-10.00Dはではオプションでカスタムレンズを用意しています。
また近視だけではなく+6.00D〜10.00Dまでの遠視の方もこのVRグラスだけでピントを調整できるため、どの様な方にでもVR空間を体験して頂けます。
拡張VRデスクトップ
そしてこのVRグラスにはWindowsPCと接続する事でPCの画面を「EM3 Ether」を通して見る事が出来るだけでなく、何とこの「EM3 Ether」だけで拡張デスクトップを実現する事が出来るのです。
こう言った拡張デスクトップは専用のアプリをインストールした上で様々な設定をしなくてはならなかったりする為、興味はあってもなかなか素人では無理なのですが、この「EM3 Ether」はWindowsPCに接続しモードを選ぶだけでVRグラスの中にマルチ画面の仮想デスクトップを表示する事ができます。
更にこの「EM3 Ether」のOLEDディスプレイは5Kの解像度があるため、表示させた仮想デスクトップもとても見易く、細かなウィンドの文字などもはっきりと読み取る事ができ、仮想空間の中で誰にも邪魔されず集中して作業する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/427680735/em3-ether-9mm-thin-vr-glasses-for-gaming-and-movies
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