オリジナルTシャツなどを作りたいと思っても、昔は専門の業者さんに依頼しないと出来ませんでしが、今ではインクジェットプリンターで専用の用紙にプリントしたいイラストや模様やロゴなどを印刷した後にアイロンプリントできる様なものも出て来ており、昔に比べるとオリジナルTシャツを簡単に製作する事が出来る様にはなっていますが、アイロンプリントは洗濯を繰り返す事にシートがヒビ割れて行くので、常に着用するのには不向きです。
一方で昔からあるシルクプリントは、簡単なイラストやロゴならOHPシートをカッターなどでくり抜き、プリントしたい生地に上に乗せてインクをすり込むだけで簡単にシルクプリントが出来ますが、複数のカラーを使うとなると最初にプリントした図柄からズレない様に重ねてプリントする際の位置合わせが非常に難しく、これが多色刷り1番のネックになります。
そこで今回は多色刷りを行う際に位置合わせがとっってもし易いシルクスクリーンキット「xTool Screen」をご紹介致します。
微妙な位置合わせが出来る3軸ダイヤル
今回紹介するシルクスクリーンキット「xTool Screen」は、スクリーンマスターに原画をプリントし、スクリーンをフレームに紗張りしプリンターにセットし、印刷する素材、TVシャツなどをプリンターにセットした上でスクリーンを落としてインクをスクリーンの上に乗せてスキージを使ってインクをすり込んでシルク印刷すると言う手順は他のシルクスクリーンと手順は何ら変わりません。
ただ大きく違うのは台が、台に取り付けられたダイヤルによって上下左右に動く事で、多色刷りしたりする際に、最初にプリントさせたものを台にセットした後に次に印刷するスクリーンを真上から覗き込んでプリントされた柄とスクリーンにプリントされた柄が重なる位置に来る様にダイヤルを回してキッチリと重ね合わた上でスクリーンを落としてインクを置く事で、DIYでプリントしたとは思えないくらい色のエッジが綺麗に出るプリントが行えますので、チームTシャツなども、イベント事に作ったりと言うのも楽しくなります。
厚みのあるものにもプリントが可能
次にこのプリント機「xTool Screen」は、スクリーンをセットしたフレームの位置を上下させる事ができる様になっており最大で60mmまでフレームを上げる事ができます。
これによって厚みが60mmまでですが、Tシャツやハンカチ、タオルなどの布地以外に、表面が平らである必要はありますが、カードケースの様なものや木箱ものにもスクリーン印刷が行えますし、アクリル板などにシルク印刷すれば、サインボードなども簡単に自作する事もできます。
レーザー彫刻機を使って版を作成
そしてこの「xTool Screen」ではシルクスクリーンをより簡単にするために版の作成にレーザー彫刻機を使っており、このシルクスクリーン様に”xTool D1 Pro”と言うレーザー彫刻機も用意していますが、既にレーザー彫刻機をお持ちであれば、ワーキングエリアがA3サイズ大以上で、5Wの青色レーザーモジュールを使っているか出力を調整できるレーザーモジュールを使っていれば今お持ちのレーザー彫刻機を使ってスクリーンを加工する事ができます。
またこのレーザー彫刻機を使ったスクリーン制作と言うのは、今まで2〜3日かかっていた版の製作をわずか数時間に短縮する事ができ、シルクスクリーンをより身近なものにしていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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