自分でカスタマイズする事が出来るゲーミングキーが登場した頃のゲーミングキーはCherryMXしかありませんでしたが、今ではKailhやGateronと言ったメーカーなどからもたくさんのゲーミングキーがリリースされているだけでなく、メカニカル接点に加えて光接点スイッチなど今では非常にたくさんのスイッチがあり、ちょっと押して試してみたのでは自分にどのスイッチがピッタリなのか分からないくらいスイッチを選ぶのも一苦労です。
そこで今回は、キーの反応を自分の感覚に合わせて調整する事ができる”Gateron KS-20 Magnetic Hall Sensor Switch”を採用したメカニカルキーボード「Keychron Q1 HE」をご紹介致します。
Gateron KS-20 Magnetic Hall Sensor Switch
まず最初にこのメカニカルキーボード「Keychron Q1 HE」に使用されている”Gateron KS-20 Magnetic Hall Sensor Switch”はリニアタイムのスイッチに分類され、押込圧は40gf、最終押込圧は60gfで、総トラベルは4mmなのですが、実際には0.1〜4.0mmの間で自由に設定する事ができるのです。
それはこの”Gateron KS-20 Magnetic Hall Sensor Switch”には磁気センサーがスイッチの底に入っており、キーに埋め込まれた磁石がキーを押し込んだ際に磁気センサーに近づく事でセンサーから出力される電圧が磁気の強度に合わせて変化します。
つまりどのポイント、1mmでスイッチをONにするのか、2mmでONにするのか、3mm押し込まないとONにするのかをこのスイッチでは自由に設定する事ができますので、キーを叩く指の力が強い方は総トラベルを長いポイントで、弱い方は短いポイントでスイッチがONになる様に調整する事でキー入力を確実とし、試してはみたけれども自分の指には合わなくてまたキーを買い直したりする様な事もありません。
但しこの”Gateron KS-20 Magnetic Hall Sensor Switch”はCherryMXキーとは互換性はなく選択肢はこのキーのみとなりますので注意が必要になります。
1つのキーに4つの機能を割り当て
次にこの「Keychron Q1 HE」独自の機能として1つのキーに4つの機能を割り当てる事が出来ます。
キーを押した時、キーを押し込んだ時、にそれぞれ違うキーないし機能を割り当てる事ができ、更に押し込んだ状態から戻り始めた時、そして完全にキーが戻った時と言ったキーを押し込んだ際のキーの状態によって4つのポイント全てに機能を割り当てる事も出来ますし、浅押しポイントと深押しポイントの2ヶ所だけ、押し込んだ時、キーが戻った時の2ヶ所だけと言った感じで全てのポイントではなく決まったポイントだけに個別に機能を割り当てる事も出来る様になっています。
指や腕に優しく静か
そしてこのメカニカルキーボード「Keychron Q1 HE」も、最近のメカニカルキーボード同様にキーが取り付けてある基板を上下からガスケットやフォーム素材のカバーで基板を挟み込み覆う事でキーを叩いた際に発生するノイズを極力減らし、キーが奏でる純粋なサウンドだけを楽しむ事が出来る様になっているだけでなく、キーを叩いた時の衝撃を基板が沈む事で吸収しキーを叩いた際の衝撃が指や腕へと跳ね返らない様になっており、指や腕の疲れと言ったものもたまらない様に考えられています。
そしてまたキーボードの接続は有線のほか、Bluetoothや2.4Gドンクルでも接続する事ができ、有線接続でのポーリングレートは1000Hzとゲーミングキーボートとしても十分な性能を持っていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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