時計の中にも正確に時刻を知らせるものがあれば、鳩時計やカラクリ時計の様に、見ているだけで楽しくなったり和んだり、何時間見ていても飽きないと言った様な時計もあれば、え?どう言う風に見たら時刻が分かるの?と言う様な時刻を読むのが非常に分かり辛い難解な時計があったり、装飾に凝ったり、宝石などを散りばめてジュエリーとしての役割を持つ様な時計があったりと、時計と言うのは作り方によって多彩な顔を持っています。
そんな時計にあって今回紹介する「TempoFlow」は時計としても時刻が読みやすいだけでなく何時間見ていても飽きない動きをする置き時計になります。
直感的に時刻が読みやすい時計
今回紹介する「TempoFlow」は斜めに設置されたレール上をボールが上から下へと流れながら落ちて行く、シーソーゲームと同じ構造になっており、ボールがたまる斜めに立てかけられたレールは上からボールの数で1〜9分を指し示し、真ん中の板はボール1個が10分で、何もなければ上のレールに乗ったボールの数で1〜9分、ボールが5個乗っていれば50分プラス上のレールに乗ったボールが4個であれば54分を指し示すと言う感じで、直感的に時刻が読みやすくなっています。
更にその下のレールは時刻を表し、1個であれ1時、6個なら6時、12個なら12時を表すと言った感じでデジタル時計と同じくらい時刻が読みやすいのがこの「TempoFlow」の特徴です。
ボールが貯まって流れてリセット
次にこの「TempoFlow」で1番見てもらいたいのがボールがたまり、板が傾いてたまったボールが全て流れ出てリセットされると言うギミックです。
この「TempoFlow」では例えば1の位の分のメモリのレールですと、9個たまるまではレールはピクリとも動かないのですが、10個目のボールが流れて来てレールの上に乗るとボールの重みでレールが傾きボールの上にたまっていたボールが全て流れてリセットされるのですが、このアナログ的な10個目のボールが流れて来て果たして板が傾くのか?9個流れ出て来た時点でもしかして板が傾いてボールが流れ出て行ってしまわないのかと言ったドキドキ感が味わえるのがポイントで、ボールが全て流れ出てレールの上にボールがなくなると言うスッキリ感は何10分見ていても飽きません。
更にボールの動きが予測できると言うギミックの単純さも安心感を与える要素の1つで、この「TempoFlow」は見ているだけでホッっとリラックスさせてくれます。
時間を支配
そしてこの「TempoFlow」の時刻合わせは扉を開き、直接ボールをレールの上に直接足していきますので、時刻合わせも単純かつ簡単で、なおかつ時間を決める、時刻を指し示すボールを自らの手で足していったり、取り除いたりと言う行為は時計だけではなく時間を支配していると言う様な感覚、優越感を得る事が出来る非常に稀な心をも左右する様な時計になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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