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リビングでも使える様に騒音や臭い対策にも気を配ったスマホからでも造形可能なFDM方式3Dプリンター「Cubibot」

 FDM方式(Fused Deposition Modeling/熱溶解積層法)の3Dプリンターを使用していて一番困ること、嫌なことってありますか?
店頭や展示会と言った広い場所でプリントしている状況を見てから購入しても、いざ自宅の書斎や作業部屋、そしてリビングで使うとなるとちょっと状況が違いますし、いざ使って見ると音や臭いの問題が出て来ます。
 音の問題はモーターやギア、ベルトと言った部品が出す音で、これはまだ実際の製品を見れば自宅で使用した時にどれくらいの騒音が発生するのか?と言った予測がつきますが、臭いだけはそう強烈な鼻を突く様な臭いが大量に発生するわけではなく、使用しているフィラメントの種類やそのフィラメントを作っているメーカーによっても違うので、店頭や展示会と言った広い場所では臭いが逃げて行ってしまいそんなに気になるものではありませんが、自宅の部屋となるとそうは行かずどうしても店頭や展示会場とは違い空間が限られますので部屋の換気を行っていなければ臭いも蓄積されて行きそれ相応の臭いが発生します。
 ところで何故フィラメントから臭いがするの?とFDM方式の3Dプリンターをまだ持っておられない方なら不思議に思われるかもしれませんが、FDM方式の3Dプリンターはフィラメントと呼ばれるプラスチックの棒を溶かしながらノイズからその溶かしたプラスチックを射出して造形して行きますので、プラスチックを溶かした時に独特の何とも言えないプラスチックを燃やした時の様な嫌な臭いが、あまりクローズアップされて取り上げられる事は少ないのですが、実はするのです。

 そしてその騒音と臭いと言うFDM方式の3Dプリンターが持つ負の面と真正面から向き合い、子供が使用しても大丈夫な3Dプリンターとして設計されたのがこの「Cubibot」です。


 ではこの「Cubibot」ではどの様にして騒音や臭いの対策をしたのかと言いますと、騒音については3Dプリンターの駆動部分、つまり音を発生する部分をカバーで覆う事で低減させ、臭いについてはHEPAフィルターと活性炭フィルターの二段構えで除去する様にしました。これらカバーや排気フィルターと言った装置は高級な機種では当たり前の様に昔からついていたのですが、最近では誰もが3Dプリンターを手軽い使える様にと製造コストを下げる為に必要最低限の部品のみで構成された3Dプリンターが多く、値段とスペックで比較してそう言う製品を購入される方が増えた事で、騒音や臭いと言う問題が最近ではクローズアップされていたのですが、この「Cubibot」は原点に帰る事でそれら問題を解決しなおかつ価格も$400を切る価格で提供されます。

 次にプリント性能、造形性能はと言いますと、造形できるオブジェクトの最大サイズは127mm四方で、分解能はZ軸が50〜300μmで、プリントスピードが80mm/s。
 そしてヘッドは0.4mmノズルが標準装備(変更可)でフィラメントは標準的な直径1.75mmのフィラメントが使用でき、最大加熱温度100℃のヒーターベッドも備えていますおで、PLAの他にABS,Nylon,PC,PETG…..etcと様々な種類のフィラメントが使用可能です。
 更にインタフェースはWiFiとUSBで、PCでプリントするのであれば一般的なG-Codeファイルを使って造形可能なプリント・アプリケーションであればどの様なアプリケーションでも造形可能ですし、WiFi接続で使うのであればスマートフォンやタブレットに専用のアプリケーションをインストールすれば、全く3Dプリンターを使った事がない方でもギャラリーから造形したいオブジェクトのファイルを選んでスタートボタンを押すだけで子供でもプリント可能なのがこの「Cubibot」です。
 何故なら3Dプリンターを使う上で最低限やらなければならない、フィラメントの装填は自動ローディングなのでフィラメント最初に差し込むだけで後は自動でローディングして装填してくれますし、原点復帰やキャリブレーションと言ったプリントする上でまずやらなければならない正しい位置にベッドやヘッドを移動させると言う作業もスタートボタン1発で全て自動にやってくれますので、この「Cubibot」は3Dプリンターの事を知らなくても、普通の紙に印刷をするプリンターくらいに使い方が優しいのです。

 またスマートフォンからプリントした際にはプリントが終わればスマートフォンに通知してくれるサービスもあるので便利です。そしてフィラメントもカートリッジとして様々な色や素材の物が専用サイトから購入可能になっていますので、初心者の方はフィラメントの選定に悩む事もありませんが、サードパーティー製のフィラメントも使えますので(カートリッジケースは流用不可ですが)、使い慣れているフィラメントを使いたい方でも安心してお使い頂けますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/99671519/cubibot-the-new-standard-of-modern-consumer-3d-pri

また英語が苦手だったり、直接投資するには不安がある。輸送トラブルや届いた商品が破損していたり動かないんだけど、どうしたらいいのだろ?
と言う不安がある方は、下記URLのRAKUNEWさんがオススメです。
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