すごいヤツが出て来た!!
WiFi標準装備でLinuxが動き、しかもArduinoコンパチのI/Oを持ったボードだ。RaspberryPiとまでは行かず、高性能なLinuxが動くArduinoだと思ってもらう方がいい。
スペック的には
- CPU: Atheros AR9331 400MHZ MIPS 24K
- RAM: 64MB DDR2 400MHz
- Flash: 16MB
- WiFi: 802.11b/g/n 150Mbps
- Ethernet: 100Mbps
- GPIO: 18
となっている。Arduinoでhttpベースのプログラムを書くのは非常に骨が折れるし、メモリーも少ないのでデータを格納するのに外部メモリーを使わざるおえないし、ライブラリを使ったら使ったで更にメモリーが減ると言うジレンマに陥る。
それを解消できるのが「Onion Omega」だろう。Linuxベースで最初からPython, Javascript (Node.JS), PHP, Rubyがインストールされており、RAMやFlashもArduinoに比べるとメガ単位で載っているのでかなり楽にプログラミングができるのは間違いない。なのでI/Oを使ったhttpベースのプログラムを書くのはかなり容易だ。RaspberryPiで作ったプログラムの移植も簡単に行えるし、この「Onion Omega」用の専用サイトにて様々なライブラリが配布予定な様なので、JSONでプログラムを書いた事がなくても、かなり楽にプログラミングができのではないかと期待できる。
またプログラミングはブラウザベースのGUIでボードにアクセスし行うので、プログラミング環境のプラットフォームはPCではなくともタブレットやスマホでもできちゃたりするので、ちょっとプログラムをいじったりと言った事も簡単にできそうだ。
またオプションでArduinoシールドが使えるドッグ(レベルコンバータが載った変換ボードの様なので、ボードは3.3Vで動いていても気にしないで5V仕様のArduinoシールドを載せて使う事ができる)が用意されていたり、リレー、OLED、Eathernetシールド、サーボシールドと言ったものも用意されている。このあたり、後から色々とGPSやら9軸センサー載ったシールドやらがが出て来そうな気はするが
そして魅力なのは価格。ボード1枚あたり何と!!$25 I/O用のドッグとセットでの価格だ。しかも送料は無料。
詳細は下記URLにてご確認下さい
https://www.kickstarter.com/projects/onion/onion-omega-invention-platform-for-the-internet-of
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