「Raspberry Pi Zero」はもう手に入れられましたか?昨年末に$5と言う低価格で突然(予告があったのを小生が知らないだけかもしれませんが)登場して来たのには度肝を抜かれました。ネットに接続せず制御用として使うのであればRaspberry Pi Aシリーズと同じCPUを使っていますから$5で十分に使えますしRasPi Aがたったの$5で買えるわけですから、もうすぐさま「Raspberry Pi Zero」にあれもこれも置き換えて小型化してと想像が膨らみ、いざ買おうとするとどこもSOLD OUT。利用した事のある海外のショップに問い合わせてみても入荷見込みなし。そんな状況下の中、早くも「Raspberry Pi Zero」用と謳った商品が登場して来ました。
それも、テスト基板を作るのに必要なユニバーサル基板「ProtoZero」です。
「ProtoZero」はジャスト「Raspberry Pi Zero」に作られたユニバーサル基板です。
この基板の特徴はRasPiと接続できる様に40ピンのピン穴があるのですが、その穴がミラーされて2ソケット分、平行して並んでいる点です。その2つのソケットがハンダできるピンはそれぞれ基板上で接続されていますので、ピンからの信号の取り出しもソケットの足に直接配線をハンダして取り出さなくてもArduino用のユニバーサル基板同様に平行に接続されたピン穴に接続できる様になっていますし、先に述べた様にスタック接続するのにも便利です。
これは色々な回路の載った基板をスタック接続するのを前提として作られており、ロングピンを使ってアクロバチックにユニバーサル基板同士をハンダしなくても、いくつもの「ProtoZero」を積み上げて接続する事により様々な自作回路を組み合わせて使える様になっています。
また「Raspberry Pi Zero」の40ピンのピン配置は「Raspberry Pi 1 Model B+」や「Raspberry Pi 2 Model B」と同じですので、「Raspberry Pi Zero」用に作ったシールドをそのままB+,2でも使えます。
とりあえず、「Raspberry Pi Zero」には有線LAN端子もWiFiのUSBドンクルを挿そうにもmicroUSB<->USB Aメスに変換するケーブルが必要になりますから、とりあえず「ProtoZero」にシリアル通信できるBluetoothモジュールを載せた回路基板を作っておけばキーボードレスで初期設定他できますので便利ですよ。
購入は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/955730101/protozero-a-raspberry-pi-zero-prototyping-board
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