あなたは活動量計って知っていますか?いわば高機能な万歩計で、歩数だけをカウントするのではなく加速度センサーやジャイロセンサーが入っていてその計測データを元に歩数以外にも動いたデータを総合的に評価して消費カロリーだとか運動の質(有酸素運動ができているかだとか)を総合的に評価して表示してくれるデバイスの事です。それにプラスして心拍や血中酸素濃度が計測できたりする高機能な活動量計もあります。AppleWatchも知っている方はご存じだと思いますが、心拍を計測する事ができます。
その計測する位置をある理由から腕以外の場所で計測する様にした活動量計がこの「Flip」です。
この「Flip」のキーポイントはよくある活動量計とは違い耳に着目し、耳へ装着する様にした事です。では何故に耳に着目し、耳へ装着する様にしたのか?それは耳で計測する方が正確だからです。例えば、心拍計測を行うランニングマシンでは古くから心拍は耳にセンサーを取り付けて計測しますよね。そして耳ではSpO2(血中酸素濃度)も計測しますが手首ではどうでしょうか?従来はそのどちらも行いませんでしたよね。それは何故か?手首は自由度の高い間接です。
バンド型の活動量計を付けている人ならわかると思いますが、手首がきつくて緩くしていおくとデータが取れていなかったりデータが明らかに平素とは違ったりします。それは手首が動くのとシンクロしてバンドも緩んだり締まったりしてセンサーがちゃんと肌と密着していない為に起こる現象です。
ですから手首では余程きつくバンドを締めておかないと正確なデータを取る事は難しいのですが、あまり締めて手首を動かす事ができないとそれはそれで手が使えなくなるので困りますよね。
そこでこの「Flip」は耳で計測する事にしたのです。
「Flip」はわずか8gのセンサーです。インナー型のBluetoothヘッドフォンと重さは大差ありません。付け方は簡単で耳をセンサーで挟むだけです。ただクリップ式でテンションがかかっていると、長時間の装着は耳の皮膚表面を圧迫して血流が悪くなり痛みも出て来ますので、マグネットで固定する方式をとっています。これによりクリップと同じ効果を出すと共に磁力を調整する事で耳を圧迫する圧力を調整して装着時の不快感を低減する様にしています。
そして「Flip」で計測、出力できるデータはSpO2(血中酸素濃度)、心拍数、呼吸数、消費カロリー、歩数、姿勢です。には「Flip」内にSpO2センサーと9軸センサーが入っており、SpO2センサーで血中酸素濃度と心拍数、9軸センサーを使ってその他の呼吸数や消費カロリー、歩数、姿勢をセンサーからのデータを元に計算して出力します。
そして「Flip」はBluetoothでスマートフォンとリンクし、リアルタイムで計測データを表示してくれ、何か取得データに異常がある時はスマートフォンからアラートを鳴らして知らせてくれます。例えば血中酸素濃度が下がったり、心拍数が上がり過ぎたり、デスクワークで長時間座りっぱなしでエコノミー症候群になったり、姿勢が悪くて肩こりや腰痛になるよ予測されると言った事も通知してくれます。
最近のリストバンド型の活動量計も高機能になって歩いてもいないのに歩数をカウントしたりする事はなくなって来ましたが、より正確に計測するにはやはり耳ですよね。
このセンサー詳細については下記URLをご覧ください
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