昔から、多色の絵の具や色鉛筆などには”白色”が入っており、他の色と比べて極端に使う機会が少ない為に、他の絵の具や色鉛筆がなくなっても最後まで綺麗なままで残っていた事もありましたが、何故残っていたのでしょうか?
絵の具の白色はまだ色を明るくしたりする為に混ぜて使う事もありますが、色鉛筆の白は全くと言って良いほど用がありませんし、使っても絵の具同様に色を薄くする、明るくすると言った程度です。
そしてそれはきっと、白色の紙をベースに使う事で白色を使う必要がない&白色を使っても紙と同色な為に目立たない見えないからです。
ただ回りを見て下さい、どれだけ白色の多いものが…..グラデーションをかけてグレーっぽく着色をし影を作ったりする事で白っぽくは見えなくはありませんが、それでも白色を塗って表現するのとではかなりの違いがあります。
そこで、白色を使う事のできる薄グレー色をしたノート「Alabaster Notebook」を今回はご紹介致します。
このノートは表紙のついたブック型のちょっとした高級感を感じられるA5サイズ160ページのノートで、どのページもフルフラットに広げる事ができますので、2ページに渡って絵を描く事もできる上にコピーやスキャナにかけた時に中央部分が歪まないと言う特徴を持っています。
ですからイラストレーターの様な方で印象に残った景色を見つけるとスケッチブックを取り出しスケッチをし、そしてオフィスに帰った時にすぐにスキャナでPCに取り込んで色つけしたりすると言う使い方をされている方にも便利に使って頂けます。
またノートは白紙の他に、ドット模様が入ったもの、罫線が入ったものも用意されていますので、設計をされたり文章を書かれる方にもオススメです。
そしてこの「Alabaster Notebook」は前述した様に薄グレーの紙を使っていますので、白色のペンやインクを使った時にハッキリと白を使っている事を識別できる上に、白色を使う事で新たな表現、今までにない表現を白色で出す事ができます。
今までにもカラー紙を使い白インクで表現すると言う方もおられたのでしょうが、例えば白色を使ったモノは私達の身の回りで沢山ありますが、それを描いて表現する時に赤色や緑色と言ったカラー紙を使い白色を使って描いたとしても背景のカラーと白が混ざり合ってリアルな白を表現すると言うのは難しい上に、現実として回りの景色が真っ赤である事はありません。
その点グレーと言うのは白を引き立てるのには最適ですし、ちょっと薄暗いと言うだけで何よりナチュラルです。
しかも見やすい!!
完全に白ですと照明や太陽の光を反射し、周囲が明るければ明るいほど眼に負担がかかりますが、グレーだと光をある程度吸収してくれて光の反射が少なくなり、そこに描かれているもが見やすくなると言う効果があります。
現にみなさんが読んでいる新聞、新聞紙ってグレーですし、コピー紙に印刷された同様の文章を読んだ時に、新聞紙の方が圧倒的に読みやすくそして眼が疲れない事に気付くはずです。
そんな優れたグレーペーパーのノートに興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/alabasterco/alabaster-notebook-a-new-beautiful-gray-paper-note
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