みなさんは直線を引く際に定規を使って引かれると思いますが、世の中にはその定規を使うのが苦手で、必ず数ミリほどズレた位置に引いてしまったり、定規を使っているのにも関わらず直線が波打つ人がいます。
定規の正しい使い方としては定規と向かい合う様にペンに少し角度をつけ、定規が動かない程度にペンに押し当てながらペンを定規に沿わせて平行移動させるのが線を真っ直ぐにズレなに様に引くコツです。
ただそうは言ってもペンを動かしているウチにどうしても手がブレて線が歪んでしまうと言う方はおられます。
そこでオススメなのが今回紹介する「JetRide」と言うフリーハンドで真っ直ぐな線を引く事ができるボールペンです。
この「JetRide」は既に3年前に市販化されており、国内では”LAINOVA”と言う商品名でも売られていましたので、それ持ってるよ!!と言う方もおられると思います。
ではどうしてフリーハンドで線が歪まずに真っ直ぐに引けるのでしょうか?それはペン先の脇に装備されている2つの車輪にあります。
この車輪はペンと平行に取り付けてあるのではなく少しキャンパー(角度)をつけてペンに取り付けられています。
実はみなさんが乗っている車のタイヤにもキャンパーと言ってハの字を描く様にわからないくらいの角度がつけてあり、たまに極端に車高の低い車でタイヤが斜めに傾いていてはみ出している車を見かけられた事があるかと思いますが、キャンパーをつける事で車の安定性が増し、手を離しても車体は真っ直ぐに進む様になっています。
それと同じでこの「JetRide」はペン先を紙に押し当てる事でキャンパーのついた車輪がその反力でペンを真っ直ぐに立てると共に、両方の車輪はしっかりと紙に接地していますのでペンを動かすと両方の車輪は紙の上でシンクロして回る事で定規がなくてもこの「JetRide」は真っ直ぐに線を引く事ができるのです。
そして今回紹介する「JetRide」は初期バージョンは車輪は上下しても左右には傾かなかったので直線しか引けなかったのですが、その車輪にスプリングを内蔵して可動性を持たせた事でペンに角度をつける事ができる様になり曲線も安定して引ける様になったのです。もちろん、直線を引く時の安定性も初期バージョンよりも上がっています。
更にこの「JetRide」を使って線を描く事で定規いらずで真っ直ぐに線を引く事ができるのですが、特に書き終わりの終端を綺麗に仕上げる事ができます。
よくボールペンだと終端でボールペンをピタッと止めてペンを紙から離すまでにペン先が揺らいで真っ直ぐなまま終わらずに串団子の様に先が丸まる事がありますが、この「JetRide」は終端部分でスッと力を抜くとスプリングの力でペン先が上がるので、終端の仕上がりがとても綺麗になります。
その「JetRide」は初期バージョンから両方にペン先がついており、片方は車輪がついていないので文字を書いたりする事ができる様になっており、字を書く方は黒インクだけなのですが、線の方は赤、青、黒の3色が用意されていますので詳細は下記URLにてご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/joonyoungkim/jetride-ballpoint-pen
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