スキーやスノーボードを滑る時に眼を保護し、視界をよくするゴーグルも最近は天候によってレンズを変える事ができるタイプのものが増えて来ています。
と言いますのも晴れた日には紫外線の他に可視光線もカットしないとゲレンデの雪で反射された太陽の光が明るすぎて周囲の状態がハッキリ見えません。
一方、曇っていたりすると晴れた日に使うレンズですと可視光線をカットし過ぎてしまい見える世界が暗くなりかえって見辛くなりますし、吹雪いている様な時には吹雪く雪の中で路面をハッキリと認識させるにはコントラストをハッキリと見せる処理を施したレンズが必要になっていきます。
ですからそれぞれレンズの違うゴーグルを持つよりもレンズが交換できるゴーグルの方が荷物が減り携行性も良いのですが、一番の難点はレンズを取り替えるのに時間がかかる事と、外国製のものが多く日本人の顔に合うゴーグルが少ない事です。
そこで今回は、日本人の顔にも合い、そしてゲレンデでもスピーディーにレンズ交換作業が可能なゴーグル「MW Goggles」をご紹介致します。
まず一般的なゴーグルは樹脂製のフレームにポリカボーネード等で作れたレンズがはめ込まれておりまた、樹脂製のレンズにはスポンジやウレタンが貼り付けてられており顔に密着する様になっています。
ここで問題になるのがフレームです。ある程度スポンジ等がクッションになり顔にフィットする様になっているのですが、顔の小さな欧米人に向けに作られて海外製のゴーグルは欧米人に比べて顔の大きい日本人には小さい上にきついものが多く、せっかくデザインや性能が良くても実際つけてみると合わなかったりするモノが覆いのです。
更に樹脂製のフレームは硬く変形しないので、そこにポリカボーネード製のレンズを差し込むとなるとかなりの力が必要でゲレンデで手袋をしたままはめ変えるなんて事はほぼ無理です。
一方この「MW Goggles」にはサーモプラスチック・ポリウレタン(TPU)と言うプラスチックとゴムの両方の要素を持つ素材でフレームが作られており、直接フレームをレンズに貼り付けますので手袋をしていても脱着は容易ですし、また顔へのフィッティングも厚みのあるTPUが変形して顔と「MW Goggles」の隙間を埋めてくれますので、顔の大きな日本人でも安心して使えます。
一方レンズは標準で晴天用のレッドかシルバーのミラーレンズ、そして全天候用のブルーとグリーンレンズから1枚と、吹雪いている天候用のクリアーイエローレンズを含む他のミラーレンズからもう1枚選ぶ事ができる様になっていますので、実際の色味や見え方等は下記URLにてご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1648481271/messyweekend-goggles-developed-and-tested-by-profe
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