骨伝導イヤホンは音を振動に変え、そしてその音の振動が骨を経由して蝸牛と呼ばれる音を電気信号に変換し脳へと伝達する器官に伝わる事から、工事現場やコンサート会場の様な、とても騒がしい場所では多少は周囲の音の大きさに聞き取り辛さが増すものの、イヤホンの様に殆ど聞き取れなくなる等と言う様な事がないのが骨伝導のメリットです。
また耳を塞がないので周囲の音も自然に耳の中に入って来ますので、移動中などの危険が多少なりとも伴うシチュエーションにおいては危険をより早く察知する事ができますし、目の前にいる方とも普通に会話する事もできます。
そんな骨伝導イヤホンに今回はトランシーバ機能を搭載した「Sgast Headphones」をご紹介致します。
簡単にグルーピング、そして双方向通話が可能なトランシーバ
今回紹介する「Sgast Headphones」は骨伝導イヤホンとしての機能の他、トランシーバとしての機能を持っており、トランシーバ機能は設定キーをメンバーで同時押しする事でその都度、グルーピングできる事から使い勝手はとても良く、最大通話距離は300mですが、スマートフォンのアプリ等を使ったトランシーバ機能とは違い、リアルに電波を飛ばして通話していますのでスマートフォンが圏外でもクリアに通話する事ができますし、パケット代も発生しません。
更にトランシーバは誰かが話していると他のメンバーは発言できず、発言しているメンバーが話し終わってから送信スイッチを押して話さなくてはいけないのですが、この「Sgast Headphones」はグループ全員がいつでも発言でき、そして聞いている方もグループ全員が集まって話しているかの様な感じで話せるのがメリットです。
ノイズリダクション搭載で楽曲や会話に集中
次に骨伝導イヤホンは骨に音の振動を伝える事から周囲のノイズにイヤホンから再生される音がかき消されると言う事はないのですが、やはり周囲の音が大きいとそれにかき消されてしまう部分もあり、明瞭に聞こえないと言う様な場合も少なからずあります。
そこでこの「Sgast Headphones」では2つのマイクで周囲の音を拾い、そのノイズを打ち消すサウンドを合成して骨伝導スピーカーから再生する事で、風切り音であったり、車やバイクの走行音と言う様な一般的に会話に邪魔になるサウンドを低減させより聴き取り易くする工夫もなされています。
IPX8防水で水泳のコーチングなどにも
そしてまたこの「Sgast Headphones」はIPX8防水性を有している事から水の中でも使えますので、トランシーバの機能も生かして例えば、水泳のコーチングと言った事にも使えますし、もちろん水泳に限らず他のスポーツのコーチング用として使えば大きな声で叫ばなくても済みますし、的確に相手にもメッセージは伝わります。
また連続使用時間も最大8時間と長く、トランシーバーを使っていてもスマートフォンに着信があれば「Sgast Headphones」で受ける事もできますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/sgast/sgast-2-in-1-walkie-talkie-and-bone-conduction-headphones
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