イヤホンはワイヤレスにしてもコード付きにしても、耳の中に入れたり耳に引っ掛けたりして固定する為、あまりボディーを大きくしてしまうと装着できないだけでなく重みで落ちてしまいますので大きさの制約を持っています。
その為イヤホンはヘッドホンとは違い小さなドライバー(スピーカー)しか入れる事ができず、どちらかと言うと音声領域と大多数の楽器が奏でる音の周波数に合わせるべく中〜高音領域の再生を重視している為、低音域の再生ができず迫力にかけるサウンド再生特性となるのはある意味仕方のない事です。
ただ最近はグラフェンスピーカーと言う、ほぼ人間の可聴域(聞き取る事のできる音の周波数の範囲)でどの周波数の音も均一に再生できるスピーカーの登場で低音域の再生は格段に良くなったのですが、今回はグラフェンスピーカーよりもより低音域の再生能力が高いワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Truengine2」をご紹介致します。
ツインドライバーで迫力あるサウンド再生
では「SOUNDPEATS Truengine2」ではグラフェンスピーカーではない普通のドライバーを使っているのに低音域の再生能力が高いのかと言いますと、それはドライバーを2本内蔵しているからです。
つまり高音域のドライバーと中〜低音域のドライバーの2本をうまく耳に入るサイズにコンパクトにまとめる事でグラフェンスピーカーでも出せないズンズンと頭の中まで響く重低音を再生する事ができるのです。
しかもすごいのはそれだけではありません。クアルコムのQCC3020を搭載する事でTWS(True Wireless Streo)再生できるだけでなくaptX、AACの2つのコーディックを行う事ができますのでAndroidスマートフォンでもiPhoneでも最高のサウンドを楽しむ事ができるのです。
ダブルマイクで通話は静か
そしてこの「SOUNDPEATS Truengine2」が力を入れているのはサウンドの再生だけではありません。
ハンズフリー通話も行う事ができるのですが、通話用の他にノイズキャンセラー用のマイクを内蔵する事で、周囲の雑音を完璧に消して寝室にいる様な状況で静かに通話する事ができるのも特徴です。
ツインドライバーなのに連続6時間再生
また、この「SOUNDPEATS Truengine2」で驚くのは55mAhのバッテリー(AirPodsのバッテリーは38.8mAh)しか搭載していない上にツインドライバーと、単純に計算すると普通のワイヤレスイヤホンの倍近い電力を消費するにも関わらず連続再生時間は6時間と長い事です。
しかも重さは6.1gとAirPodsの4gと比較するとたった1円玉2枚分の重さしか増えていないのですから、かなり内部の構造や回路を工夫した事が伺えます。
そして充電式のケースと合わせる事で最大30時間の再生が可能となっていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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