寒い間は汗もかかないので靴下の臭いも気にはなりませんでしたが、これから暖かくなって行き、動き回って足に汗をかく様になるととても気になるのが臭いです。
特に通気性が悪く靴下を履いた足がずっと汗で濡れている様な状態でいると、脱いだ時が最悪ですので、絶対に自宅以外で靴を脱いではいけません、と言う状態になります。
ではこの臭いの原因は何かと言いますと、3-メチルブタン酸(イソ吉草酸)と言う汗の中に含まれる物質で、皮膚に含まれるアミノ酸を皮膚常在菌が代謝する事で発生すると言われており、この代謝スピードが早まるのが汗をかいている状態の高温多湿と言う事になる。
ではどうすればこの臭いを抑えられるのかと言うと、皮膚常在菌が活性化する状況を作らなければ良い訳で、今回紹介する「Rev™」は2つのアプローチで臭いを抑制するソックスで、汗が乾いておらず濡れた状態ではない限り、毎日洗わずに履いても問題のない臭わないソックスなのです。
アプローチ1は銀イオン
では一体この「Rev™」では臭わない為に繊維1本1本を銀イオンコーティングしました。
銀イオンはよく、抗菌消臭効果があると抗菌消臭剤などにも使われて商品化されていますが、銀イオンに何故、抗菌・消臭効果があるのかと言いますと、銀イオンは細菌等の細胞膜から取り込まれやすく、取り込まれると細胞内にある酵素などのアミノ酸と結合して酵素の働きを失活させる事で代謝機能を停止し、細胞を死滅させると言う性質を持っているからです。
またDNAと反応してDNAを正常に複製できなくさせると言う働きも持っており、結果的にエラーを含んだDNAを持った細菌は最終的には細胞分裂すらもできなくなり死滅すると言う訳なのです。
つまりこの「Rev™」では、いくら汗をかいても皮膚常在菌が活性化する事がないので汗をかいてもイソ吉草酸が分泌されないので、結果的に臭わないと言う訳なのです。
より厳選された糸で勝負
そしてこの「Rev™」では素材にも拘っています。
この「Rev™」には綿と銀イオン、そして滑り止めに天然ゴムが使われているのですが、1番拘りがあるのが綿です。
通常、綿糸は綿花をつむぎ、綿をより合わせて1本の糸にして行くのですが、その際にこの「Rev™」では短い毛を捨て、長い毛だけを選んで糸にして行く事で、サイホン効果により靴下の内側で吸収した汗を靴下の外側へと導き、そして大気へと放出する様になっていますので、従来の靴下と比較しても乾きは早く細菌の増殖に必要な湿度を下げる効果もあり臭いの発生を抑えるのです。
また、靴下の中をドライに保ち、臭いの発生を抑える為にメッシュ状に編まれた生地で通気性を良くする為の工夫もなされています。
ラインアップ
そんな「Rev™」には膝下まであるクルーソックスと、足首までのアンカーソックスが用意されています。
どちらも内側にシリコン製の滑り止めがついており、アンカーソックスは回ったりする事がない様に工夫がなされているほか、クルーソックスも靴下がズリ落ちない様に工夫がなされています。
なおサイズは男女別でM,L,XLの3サイズが用意されており、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/revsocks/revtm-self-cleaning-pure-silver-socks
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